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コンフォートゾーンの変え方② 〜9割取られへんやつはウソやぞ!事件〜
本日は私のコンフォートゾーンが変わった体験の第2弾です。
正直、この体験が無かったらたぶん究永舎もないでしょうし、あったとしても、北野や東大京大に合格者が出るような教室にはなってないはずです。
早20年前の話です・・・
究永舎HPにある
の中の[20歳②:ターニングポイント]の箇所で以下のような記述があります。
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英語の先生「重本は将来はこれ(塾講師)で食べていこう思てんのか?」
私「はい。」(実は全くそんなつもりはなかったのですが、授業で圧倒され過ぎて、心理的に「いえ。」とはとても言えなかったのです。)
英語の先生「そうか。英語やったら高校受験と大学受験あるけどどっちがええとかある?」
私「高校受験です。」(頭真っ白過ぎて、もはや全部テキトー)
英語の先生「高校受験の最高峰ってどこか分かる?」
私「・・・。な・・、灘でしょうか?」(危うくPLって言うところ・・)
英語の先生「そうやな。灘の問題やったことある?」
私「すいません。まだ、ないです。」
英語の先生「そうか。ほな今もう赤本出てるから一回灘の赤本買ってやってみい。」
私「はい。」(しぇーーーーーーーーーー)
英語の先生「あのな。この仕事やっていこう言うてて、人間やし、うっかりとかそんなんあったとしても自分の担当科目の灘の問題で9割取られへんやつはウソやぞ。なあ?○○(数学の先生)。」
数学の先生「そうですね。」(この方も若い頃からエグい方)
私「」
焼肉「ジューーーーーー」
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まあ、こんな感じですね。笑
いや〜、懐かしいです。
・・・で、この会話の翌日速攻で今は無き難波のジュンク堂で買ったのがコレ↓
です。
当時(20歳頃)の私は塾の先生の一般的な“能力”みたいなものを全く知りませんでした。
ただ、当時の自分が最底辺レベルに位置することだけは自覚していましたし、また、当時の担当教室では灘はおろか星光や天王寺の理数科を受ける生徒さんすらいない状況ですから、地元の生野高校より上のレベルになるとそもそもの生徒さんのレベルすら想像がつきません。
そんな中でとりあえず灘の問題を生まれて初めてやってみたわけです。
いや〜・・ビビりました。
お恥ずかしい話、当時はコレがもうめちゃくちゃ難しく見えていたわけですね。苦笑
結局、前回の記事と今回の記事の2つの出来事を20歳前後での時期に体験したことが自分的には本当に大きく、現在の究永舎の存在にもつながっています。
2つの出来事があったからこそ、灘がスラスラできて当然、その後大学受験をやるんなら、東大がスラスラできて当然というのが普通となり、また、志した道で、最低でも日本の最高レベルを把握した上で努力するというのが個人的な注意事項となりました。
その辺りは、究永舎開校までの話において、その後、さらに自分が内定者時代に、灘の生徒さんから神と言われていた同じ会社の英語の先生の授業見学(高3クラスで確か灘14、5人に神女3人の激ヤバなクラスだった・・)に参加させて頂く展開にも現れておりますし、林修先生の授業DVD(たぶん本来出回ったらアウトなやつ)にヤフオクで25万突っ込んで落としたりなどということにつながるワケなんですね
なんでそんなことすんねん?と言われれば、単に「仕事だから」ではなくて、血まみれのバット事件のSくんとの出会い以来、全国レベルをこの目で見てないことへの恐怖が常にあるからなんです。
で、それはさておき、結局、そんな風に
灘(東大)ができて当然!
(先輩が言うようにできない講師は人ではないんだと)
の設定に頭がなったら・・・コレ、ホントに自分でも笑ってしまうんですが、高3の秋の進研模試で偏差値30ちょい記録して、最後近大だけかろうじて引っかかったような、特に英語は全く興味ナッシングなヤツが、毎日受験英語勉強しないと気持ち悪くなるんですよ、コレが
自分としてはそうやって学力が高まって、それなりの時間的自由とそれなりの自由に使えるお金を頂けていますから(なんつっても独身ですから)、やはり何をふつうと感じているかという、いわゆるコンフォートゾーンは本当に重要だ、ていうかそこで人生のいろいろなことが決まると思います。
だからこそ、例えば今年であれば特に高1高2の子には北野のお姉さんをこっそり見るように言うんですね。
京大合格者数全国1位の学校の1ケタ順位の子というのは全国レベルと言っても過言ではないはずですから。(言うまでもなく昨日今日と自習12時間オーバー・コースです..)
自分が友人や先輩方からコンフォートゾーンを変えてもらったように、やはりまずはそれをできるか否かは別問題として、特S級の大学受験生はこれくらい普通にやってるんだよ、というのはできれば中学生くらいから最低でも経験レベルとして知っておいて欲しいです。
まあそんな究永舎ではすでに高1、高2も昨日今日と12時間オーバーで自習する子が何人かいますし、中学生で唯一月曜からテストの7中の中2の子も12時間ほど頑張っていました。
これも教室で私が生徒さんによくする大好きな話で、何回かブログでも書いたことがありますが、
昔、巨人の王さんが遠征先の部屋でブンブン素振りをするので、寝たかった後輩選手が王さんに「明日も試合がありますからもう寝ませんか。寝る前にそんなに降ったら眠れなくなりますよ。」と声をかけたところ、
「バカヤロー!オレは(バットを)振らねぇーと眠れねぇんだ!!!!!!」
と怒られたという逸話があるらしいのですが、私の中では自分も少しでも仕事においてこの領域に近づきたいですし、生徒さんに対しても、いかに「覚えねぇーと眠れねぇーんだ!!!!」状態になってもらえるかだけを考えてます。
最初から理想的なコンフォートゾーンの人なんて存在しないはずで、人生における人との出会いの積み重ねで個人のコンフォートゾーンは良くも悪くもなります。(逆に自分一人ではどうしてもホメオスタシスのせいで脱皮できません)
結局、受験というものはさすがに仕事と比べると数段シンプルではあって、「ちゃんと覚えな気が済まんっっ!!!!」という人間にいかになってもらうかという、ここで勝負の大方は決まります。
成績が低い子でこの点はクリアできてるという子は1人もおらず、その逆もまた然りです。
いや〜・・この一連の話って私の一番大好きなジャンルなんで語り出すとキリがないんですが、さすがにこんな塾講師オタクな話ばかりでも・・・って感じなので、とりあえず次回のエフィカシーの話で強引に締めます。
RASやスコトーマも知っておくべき概念なので興味ある人は
をご一読下さい。
特に塾講師の方がこの本の内容腹の底から理解したら、再テストとか、アホみたいな量の宿題出すとか、授業やりまくるとか、テスト対策やりまくるとか、ホントに大学受験に向けてとんでもない過ちだということを痛感すると思います。かつての私のように・・・
ここ数回のブログに付き合って下さっている方、ありがとうございます〜
ちなみに明日は面談詰まってるので書けない可能性もありますです。。。
そんな感じで他にも教室にご興味のある方おられましたらHPのお問い合わせよりご連絡下さい
ではまた。
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春から開講の中2講座
現在2名の生徒さんに
ご利用頂いております。
豊中7中 女子1名
豊中13中 女子1名
の生徒さんです。
高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。
中2からということで、もうすでに他塾にお通いの方の場合は“転塾する”ということになりますが、機会損失により、お子様の可能性を握り潰すことに比べればハードルは低いかと思います。お子様の成長のためなのに、何かを遠慮することは絶対にあってはならないはずです。
私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。
好きなだけできる体験授業ご希望の方は以下のHPの「お問い合わせ」よりご連絡頂きたく思います。
ご検討のほどよろしくお願い致します。
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【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室