続きをお読み下さりありがとうございます。
私の感覚では高1終了段階で学年上位で終われなかった子の次なる関門は
2年のどのタイミングから狂えるか?
であるというのは前回の記事に記した通りであります。
これはそうでないと間に合わない・・・というニュアンスよりも、これまでの経験上・・・
良い意味で
「そんなとこ(大学)よく受かったな」
とか
「さすがやな・・・」
という終わり方ができる子全員に共通するポイントがそうだというニュアンスです。
やっぱり大学受験を圧勝、および、快勝で終えられる子って、遅くとも2年の頃から自習に来る姿が珍しくない子です。
そうでない場合、つまり結局1、2年何もせんかったな・・・っていう子はなんとか最後自分の通う高校の生徒の大半が進学するレベルに現役で引っかかれば御の字という感じなんで手堅くそれを目指すのがベストだと思います。
ただし数学と物理の才能がライバルと比べて桁違いの子や、休みの日に7時、8時〜22時過ぎまで自習室こもれる子は何かが起こる可能性はあります。
ただここで注意点があります。
そもそも私からすれば高校1年生なんかは成績なんかより、とにもかくにも自習室にどれだけの頻度で来て、1回来たらどれだけ長時間居続けるか?というそこしか見てません。
言いにくいですけどやっぱり内部生と外部生は最初は自習習慣が全然違います。
高1はそれなりに頻繁に自習に来てくれるだけで「よしよし最低同志社は取れるな・・」「最低でも関関のラインは取ったな・・」という感じです。
で、2年の話です。
そう、注意点です。
これなかなか伝わりにくい部分なんですが、私は生徒さん、特に女の子は高2くらいでもう一回思春期が来る子は来ると思ってます。(男子で来る子もいます)
#肌感で全体の2割くらい
究永舎に来てるような子たちというのは馬渕の進学データ偏差値25レベルにロックオンされるような学校の子はいません。しいて挙げれば重本くらいです。爆
みんな進学校に通ってます。
つまりみんな中学時代はそれなりに「学力」というもので、大げさに言えば“惨めな”思いをすることはなかった子たちです。ともすればそこには一定の自信を持てていた。
そういった子たちが進学校に行くとどうでしょう。
多くの子は自分のアイデンティティの一角を占めていた「自分は勉強はできる側」が消えてしまう。
そこで成績低迷の理由が寿司三昧ならぬ部活三昧とかならまだ自分で自分を納得させることができるので意外と問題ないのですが、所属クラブも決してハードではない、なんなら激ユルな部活で、自分自身部活にアツいわけではないとなると、
「いったい自分って・・・」
に無意識的(いや、意識にフタをするんですね)に陥っちゃうんですね。知らんけど。
いわば自己評価が自分でできない心理状態に陥っちゃうんです。知らんけど。
はっちゃけてる同級生やハゲ散らかしてる校長などなどを見る一方(校長に怒られる〜)で、どうもそうでない自分をどう評価していいか分からずなんかよく分からないけれど(分かりたくないけれど)モヤモヤする・・・・
自分の良いところ、悪いところっていうのが高校生になって、生まれて初めて・・・
????????
になっちゃうんですね。知らんけど。
#「知らんけど」言い疲れたんでやめますね。知らんけど。
ここのピットフォールに落窪物語しちゃうと何がツライと思いますか?
それは
何がツライか分からない
(言語化することがはばかられる)
っていうことなんですね。知らn・・はうううううううう。
とかくここにフォールインしてしまうと本人は本当に苦しいです。
重本が知る範囲では特効薬はおろか治療薬もありませんが、経験上、毒薬は分かります。
それは大人側からの
「何でも言ってごらん。」
および
「あんた大学はどうするの?」
的なのです。
これは傷口にタバスコを塗りこむ行為で猪木ボンバイエです。
地雷めがけてホッピングでジャーーーーンプ!!!!・・・からの着地〜!ってする行為です。
とくに私のような菅田将暉でも横浜流星でもないそこらのオッさんが解決できるものではありません。
大人はヘラヘラして自分の仕事に没頭してるくらいがちょうど良い場合すらもあると思ってます。
どうかその子の精神的な風雪のビバークが静まり、心の悶々がやがて雪解け水となり、いずちかの大海へと美しく流れ去っていき、その後の日々に穏やかな陽光が差してくることを願うばかりです。
結局、ここまでの話で何が言いたいかと言うと、高2って人によってはまだまだ意外とナイーブで、大人が理詰めで話をしても意味を為さない場合がかなり多いので、とりあえず進路の話をするのとかも自分から言いだすか、あきらか精神的に安定してるときでないとNGだと私は思ってます。
ホントにタイミング見なきゃいけない。ホントに猪木ボンバイエです。
#言いたいだけ
ここまでをまとめると、結局大学受験の個人的な理想の展開は高校受験生のときに“毎日自習室に行く”、“休みの日は10〜12時間くらい普通に自習室にいる”という自習習慣をつけ、高1、高2の間もテスト前はもちろん、テスト前でなくてもちょいちょい自習にフラッとやってきて(1流の大学受験生のお兄さんお姉さんと同じ空気を吸って)、高2の夏前後くらいから、志望校および受験科目を絞って、年明け1月の「同日」、そして5月の河合で結果を出せるよう目指して頑張る、そして8月の河合で「おいおい・・・なんか○大に近づいてるんじゃね!!!???」・・・という感じかな〜と思います。
#重本先生からの毎年恒例「これで落ちたら後期は島流しの刑で琉球大に出願せえ!」と言われる状態を目指して下さい
#好きです沖縄
とにかく一気に変えようとしないで、なんか気づけば変わってて、終わってみれば難関大受かってて、遠くに住んでるめったに合わない親戚がビビる!みたいな展開を理想としてます。
ところで今気づいたんですが、タイトルの「〜定期テスト」あんまり関係なかったです、すいません。
ではまた。
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【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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