昨夜、洗濯機に水をじゃぶじゃぶ入れ出してから、実は洗剤が切れていることに気づいて、とどまることを知らない時の中でいくつもの水浸しになるシャツと靴下とパンツを眺めていた今日この頃です。
#なぜか買った記憶のない旅行用のやつが1袋洗面所の下にあって助かった
#洗剤なんていわばエゴとエゴのシーソーゲーム
そんなわけで昨夜
を読みました。
途中で止められず、おかげで本日は珍しくおもいっきり寝不足です。爆
私のように音楽知識全集中零の呼吸零の型の方はよく分からん専門的な解説もそれなりにあるのですが、メンバーのセリフを拾い読みしていくだけでも十二分に楽しめると思います。
#もう地獄の断頭台とか言ってる時代じゃないよね
私は常々生徒さんに、大人の中には呼吸を吸うレベルで金儲けのことを考えている人、呼吸を吸うレベルでビジネスのアイデアを考えている人、呼吸を吸うレベルで生徒さんのことを考えている塾の先生というのがいて、たぶんそれが“向いてる”ってことだと思う、という話をします。
呼吸というものが、“する”よりも、“しない”の方が意図的でなければならないのと同じで、何でも真に向いてる人、単発的というよりも長期的に安定して成果を上げていく人というのはだいたいこの類の人種で、“呼吸を吸うように○○をしている人”なんじゃないかと私は思います。
元々私にはそういう考えがあって(いい先生・受験生ってみんなそうだなと思っていて)、それでこの本を読んだら、個人的なイメージ通り、やはり桜井さんは日頃の生活のあらゆる角度から作詞・作曲している人なんだなというのがガンガン伝わる内容でした。
ちなみに以前のHPに掲載していたのでご存知の方もおられるかもしれませんが、『究永舎』という塾の名前もミスチル由来です。
当時会社を辞めて自分でやる塾の名前を考えて家でゴロゴロしていたんですが、なかなか「これで行こ!」みたいなのが出ません。
そんなとき部屋で流れていたのがミスチルの『I'LL BE』で、その中で桜井さんが
人生はいつもQ&Aだ
永遠に続いてく禅問答
と歌ってたんですね。
それを聴いて、「あ〜『Q&A』とかありか・・・。塾って問題解いて答えるところでもあるしな・・・」というところから、ネットで検索されたときに『Q&A』だといっぱい出てくるだろうからと『究』と『永』の漢字を充て、最後は勉強するところだというのが分かるようにと学び舎の『舎』をつけたという感じです。
そもそもこの歌の歌詞自体も当時会社を辞めて独立しようとしている自分を思いっきり鼓舞してくれる内容でしたし、自分的にはホントにピッタリでした。
以下、申し訳ございませんが、ミスチル=「いつの日もこの胸に流れてるメロディ」でない方には分かりづらいんですが良かったらお付き合い下さい。
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『終わりなき旅』
「書けなくなった。書けなくて、書けなくて、しまいには夢のなかでも歌詞ののことを考えていた。以前はこの歌を、“眠っている間に書いた”と説明していたこともあったけど、正確に言うならば、あまりに書けなくなり、“つい夢のなかでも書いてしまっていた”というのが正しいのだと思う」
『口笛』
(桜井さん主催のパーティーで)
「でも、あまり飲めない人にもパーティーを楽しんでもらおうと思って、甘い口当たりの酔わないものを作ってあげた。で、ふとその時、“これを音楽に置き換えたらどうなんだろう?”と考えた」
『くるみ』
「そもそも1番というのは、聴いてくれる人の耳に飛び込んでいく表現が必要で、そこで手を差しのべて、もし自分の手を握り返して好きになってくれたのなら、今度は2番で、より深く伝えたいことを書くようにしている」
2番の歌詞、サビの[どこかで掛け違えてきて][一つ余ったボタン]のところは、これまで自分が書いてきたなかでも、特に満足のいく出来ばえだったという。
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これら以外にも『Sign』がアルバム『シフクノオト』完成の打ち上げで飲み過ぎた翌日にできあがった話や、ONE OK ROCKのツアーのゲストとして参加した後、その後輩バンドのパワーとパッションにミスチルの面々が「やっぱコレだよな」と再認識し合ったという話、他にも桜井さんがこのコロナ下に、『innocent world』でインストラクターの方についてもらって遠隔指導でボイトレを行った話などなど・・・
ていうか改めて『CROSS ROAD』、『innocent world』、『Tomorrow never knows』の3曲を1年の期間でリリースってもう・・・
もしこんな人が同業者でいたら・・となったらもう私はダーマ神殿直行ですわ。
だって『シフクノオト』レベルのアルバム完成の翌日に『Sign』作れるような人と同じ土俵とか無理ゲー越えて、もはやゲームにすらなってませんから。。。
#ていうか究永舎生、歌詞見ながら『Sign』聴いてみ
そろそろ自重しないと5000文字くらい書いてしまいそうなんでとりあえず本の紹介に留めて今日はここまでと致します。
ミスチルファンの方はもちろん“超1流”に興味のある方なんかにもオススメです。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室