第12回五ッ木模試過去問大会を昨日実施致しました。
で、そんなわけで・・・でなくて、たまたまのタイミングなのですが、このランキング史上一番低い成績から豊中高校に受かり(笑)、その後同志社を経て現在は杜の都仙台で働く卒業生の子が帰省中に顔を出してくれたので例によって鼓道さんに行って食べながらいろいろ喋っておりました。
言うまでもなく高校受験生の頃、彼は無茶苦茶努力してました(2学期以降は休みの日はだいたい私より朝早く教室についていた)ので、当時、私が
「ホンマようやるな〜」
と言いましたら、彼は
「自分の能力からして人と同じペースでやって受かる気しないんで・・」
と言っており、また、最後豊中に受かってから後の会話でも、
「あれで落ちてても、あれ以上勉強するのは無理やったんで落ちたら納得してました。」
と言う話をしていたのがつい昨日のことようです。
そんな彼が仕事後、上司に飲みに連れていかれる“お店”でお姉さんたちから、
「(う〜ん・・35、6くらいだろうけど)29歳くらいですか?」
と聞かれるたびに
本人「・・24です。」
お姉さん「お、落ち着いてらっしゃいますね・・・」
本人「」
というやりとりを幾度となく繰り返すことに悩んでる姿を見て、改めて高校受験当時の彼の豊高合格に向けてもがき苦しみ最後に勝利を勝ち取った姿が思い起こされました、ええ。
・・・。
よく「泳げない人は溺れない」と言われます。
これはつまり自分が泳げないことを分かっているのでハナから水辺を避けたり、水辺に行ったとしても腰より上が浸かるようなところまで行かないということです。
これは受験にも通ずる話で、この時期一番危険なのは“やったら伸びる人”です。
特に高校受験でその感触を得た人が大学受験でスタートが出遅れ、ついぞ第一志望に間に合わなくなります。
模試大会の後に昨日の中3生にも言ったのですが、高校受験は言わば100m走に近いところがあります。
相手に3、40mほどのリードがあっても、“ボルト”であればに最後にあっさり追い抜けてしまうようなことが起こるのは残念ながら事実です。
しかし、大学受験は100kmマラソンに近いところがあって、相手に3、40kmのリードを取られた場合、天性の瞬発力だけではどうにもなりません。
ましてや自分をボルトだと心のどこかで思っていたら、実は地区選抜のランナーレベルだったなどと言う話は豊中に存在する塾の数以上に多いものです。
まぁ、こんな話もすり込みながらなんとかみんな大学受験でもサクセスしてね、と思いながら日々営業しております。
「自分の能力からして人と同じペースでやって受かる気しないんで・・」
「あれで落ちてても、あれ以上勉強するのは無理やったんで落ちたら納得してました。」
あらためてこれを中3の子が言うってホントにすごいです。
どれくらいゴイス〜かっていうと、年齢当てでお店のお姉さんにガンガンに気を使わせて「29歳?」と言わせてる24歳級にゴイス〜です。シンプルに大好きです。
なにはともあれ鼓道さんの
特上もつ入り親子のミニせいろ付き&だし巻きたまご
は親子丼と卵焼きの概念を変えるので一度ご賞味下さい。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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