高校生が習う、デカルトの有名な
我思う故に我有り
という言葉があります。
素人考えではありますが、この哲学の本質は「物事を考えるときは確かなことから考えよう!」だと捉えています。
基本的に頭がいい人というのは、確かなことをベースに不確かなことを類推する習性があり、その逆の類型の人というのは不確かなことから確かなことを欲する習性があると思います。(ただ、デカルト先生が悩まれたように、そもそも何が確かなことなのか?という問い自体が難しいのですが)
要は後者はその思考理由・行動理由がドンドンガバチョドンガバチョ並みにガバガバな状態です。(ただ後者にそれを指摘すると逆上されるので絶対にやってはいけない)
世にはびこるオッパッピー受験生にありがちな「間に合いますか?」的な発想はこのドンガバチョの典型です。(・・ドンガバチョとは?
よって究永舎生ならお分かりの通り、授業中の大半を占める重本先生の受験漫談は徹底してこのドンガバチョ思想の排除に費やされます。
ちなみに確かなことから類推するとは、例えば・・・
今日の晩御飯はカレーだ。故に明日もカレーだ。
みたいな感じです。(天才的なガバガバ類推
で、メンタルが弱い受験生(親想いの子が多い)というのは理由はいろいろ考えられますが現実を受け入れることが苦手で、基本模試や自分でやった過去問演習の、本来あってはならない結果を残念ながら無意識的に心の中で“緩和して”処理したり、逆に望ましい結果の場合はそれを“過大に評価して受け入れる”傾向があります。
要はせっかく結果という確かなものが目の前にあるのに、それをやや心の中の膨らし粉でふくらませてとらえちゃうんで、結果的に確かでないものをベースに考えることになるんです。(涙
数国のうち少なくともどちらか片方でも図抜けたものがあればそれでもある程度のレベルまで通用するのですが、どちらも“NO図抜け”である8割方の受験生はこれではマズイのでございます。
じゃあどうすんねん?というのは、もうこれは担当者がその生徒さんの経過を見守りながら、ジワジワとレーシック手術していくしかないんですね。
これをやったらオッケー牧場的な簡単なもんじゃないです。少なくとも私にとっては。
とりあえずなんやかんやで受験生は勉強しないと受かりようがないんで、なんとか既述の内容に留意しつつ、特に大学受験生は問題集ばっかりやらずに各種模試or入試の過去問をやるべきです。
自分が確かに経験したことから言えば、それが学力が一番伸びました。
これから受験生になる高2の子なんかは、ぼちぼち
を使うのがよいです。(究永舎の場合自習室に英数は4、5年分置いてあります)
共通テストになるせいか2021年度用のやつは出てませんが、メルカリなどでも簡単に手に入るので無い人はゲットされることをオススメします。
似たようなので、駿台河合のもありますが、東進のものは模試の各回毎に、大学の学部毎の合格者の平均がついてますので高校生の子からしたらそれがいい指標になってやりがいもあります。
本日は以上です。
ではまた!
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室