カミソリ負け緩和のため、現在ヒゲ男となっております。おしゃれヒゲとは程遠くお見苦しい限りですが何卒ご容赦くださいませ・・・

 

 

 

・・・。

 

 

【続)豊中高校から見る大学受験】

 

井上氏がくれた

現大学2年生の受験結果を見ておったのですが、これによりますとおおよそ豊中高校の子たちの難関10校(旧帝+一橋・東工大・神大)の合格率が50%を越えるラインが3年次の校内実力試験の偏差値で55〜59のライン(66期〜71期までで合格率51%)となっていますから、この北摂エリアで言えば、神大以上に行こうと思えば、まずは豊高の場合は高3段階で単純計算360人中112位までにつけとかないといけないと。

 

続いて難関10校以外の国公立大学の場合では偏差値50〜54のラインで合格率50%(市大・府大受験者が多い)となっておりますから、やはり豊中高校の一般論としては高3の段階で少なくとも上位半分につけとかないと国公立大受験は“きびちい”なというのは数字にも現れております。

 

 

いやはやこの資料本当に面白くてこの1週間見てて全然飽きません。ちなみに桜塚の子も同じような資料を持ってきてくれたのですが、

 

特に言及することは慎みます。

 

 

特に大学受験の大変さを感じるのは、豊高と言えど高3時で校内偏差値帯で45未満、ざっくり計算250位未満〜360位の子たちとなると急激に関関同立の合格が難しくなり、進路先が産近甲龍や各種女子大になっているのは、なかなか何とは岩清水です。

 

ただ、実際にリアルに豊高の250番未満の人たちを過去に見てきた私からすると(笑)、よほど見当外れな戦略で挑まない限りは豊中に入れるほどのポテンシャルがある人であれば、別に300番台からでも関関や男の子で社会が好きな子であれば立命は残された時間的には3年からでも全然間に合います。ていうか実際間に合ってきました。(この辺さすがは豊高生である)

 

でも豊高的一般論で言えば、先述のような結果になる理由というのは、やはり多くの子が大学受験のその量に戦意喪失するケースが一番多いのではないかと予想します。(知らんけど)

 

 

 

 

 

昨日の高3の授業でも喋っていたのですが、華麗に高校受験をクリアした多くの人たちが大学受験で苦労する理由はシンプルに

 

「大学受験を誤解している」

 

だと思います。

 

 

高校受験が

 

であるのに対し、

 

大学受験は

なので、

 

そりゃあ中学時代と同じテンション・・・どころか(多くの子は高校受験が終わって)モチベーションだだ下がリンゴスターの状態で、「高校の勉強、中学よりムズなった〜」程度の感覚でいるのでそりゃあハナから無理ゲーです。

 

これはよく個人塾仲間の人とも話題になるのですが、高3になって始っっっっめて塾通う子というのはかなりの確率で、こちらが聞いた瞬間に後方かかえ込み2回宙返り3回ひねり(いわゆるリ・ジョンソン)

を無意識に決めて完璧に着地してしまうくらいの志望校を言い出すのはもはや定期です。

 

まだ何も決めてませんならマシな方で、中でも一番絶望的なのは大学受験のことをあんまり知らない高校・塾の先生(真顔)の意味不明な誘導で選択科目からして志望校への戦略的に「な・・・・、な・・・、なぜ・・、そこを志望しているのに敗戦確率の高い設計を・・・・」という形で勉強してきている子です。(もちろん自分では気づいていない)

 

ブログの読者様にはそういうことはこの大学受験においては日常茶飯事だということはよくご理解頂き、くれぐれもご注意して頂きたく申し候事なのでございます。

 

 

そんなわけでまずは生徒さんには中学〜高1にかけて「階段登りからロッククライミングに変わるんで、スーパーハードロックってことで、そこんとこよろしく。」と子どもたちから逆ギレされるくらい擦り込んどかないといけません・・・が、それはたぶんお家の方では難しいと思います。

 

なぜなら(申し訳ないのですが)説得力がないからです。

 

 

このあたり例えば究永舎の子たちであれば、

 

重本先生 = 39歳独身でヒマ過ぎるせいで、高校受験をクリアした先輩たちのその後のサクセスも無念も両方の3年間をジーーーーーーーーーーーーーーっと見てきている人

 

なので「先生が言うんならそういうことで違いない」が成立します。

 

そのせいか特に最近は少なくとも中学から通ってくれている子で言えば「大学受験全く分かって無ぇ〜〜〜〜〜どんだけ〜〜〜〜〜〜〜」って子はほぼ絶滅危惧種となりました。

 

 

とりあえずしつこいですが、どうか究永舎生並びに卒業生の方で“資料”お手元にある方はお貸し頂けますと非常に助かります。よろしくお願い致しま〜す。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室