ユニクロ柳井会長の京大へ100億円寄付のニュースを見て、どう考えても税金intoマスク260億円に「おや?」な今日この頃です。
ギャグ・・・、もう全部ギャグ。
【塾の費用対効果は運。】
例えば、今これをお読みの読者の方が、ユニクロでエアリズムのシャツを購入するとします。
その場合、当然ネットで買おうがチャリで行ける最寄りの店舗で買おうが電車で都心まで出て買おうが同じ費用対効果のものが手に入ります。
これは吉野家さんなどの飲食店でも基本同じことが言えます。
ところが大手塾から中堅・小規模塾まで、塾の場合はそうではありません。
同じ系列の塾の同じ講座に同じ費用を支払っても、その対価に対して受け取れるリターンというのは全く異なるのです。
20歳頃の講師としての戦闘能力赤ん坊レベルの私はとかくその設定に罪悪感を感じておりました。
「なんで講師としての戦闘能力が100倍以上も違うのに値段同じなん!?同じ塾やのにオレの授業受ける子らめっちゃかわいそうやんっっ!!!???」と。
結局その感情が私がこの仕事に対して「受講生に迷惑かけられへんから、なんとかせなアカンっっ!」と本気で立ち向かうきっかけとなり、個人的には好きな仕事に出会うきっかけになって良かった部分もあるのですが、やはり今でも全国各地で同じ塾で同じ費用払ってるのにハズレの先生に当たって苦しんでる子たちがいると思うと「うわ〜」とは思います。
私が社員は2度と雇わないというのも根本的にはこの部分が大きな理由です。
私自身、かつてのように自分が(費用対効果的に)ハズレの先生になるのも嫌だし、ハズレの先生を提供するツラさとムゴさも心底味わい抜いたので。(皮肉な話、おかげで今死ぬほど幸せを感じているが)
かと言って少なくとも私と同レベの戦闘能力のある講師だったらそもそも私の元で働くくらいなら自分で教室やってるよね(つまり雇えない)・・・というのもありますし。
まぁ、サービスというのは理論上、“嫌なら買わなければいい”なのでその費用が高いか安いかは消費者側が判断することなのですが、実際問題、塾ほどその費用対効果が運任せになるサービス業というのもなかなか珍しいと思います。笑
もちろん違法ではないですし、大きな問題にもなってませんから世間的には「別に気になってない」ってことだと思うのですが、個人的にはサービス提供側の自分自身が過去に前述のような感情になったことがありましたし、今思い返しても、当時の自分と今の自分が同じような費用設定でサービスを提供しているというのは客観的に見て笑うしかありません。それこそギャグです。(だって当時は東大京大どころか灘の問題すらロクに解けませんでしたし、個々の生徒さんがどこまで目指せそうかなんて全然分かりませんでしたから)
都会と田舎など、地域による環境の違いはあるかもしれませんし、面倒臭さもあるかもしれませんがやはり体験授業はそれなりの教室数に行ってみた方がいいというのが個人的な考えです。
いや〜、どこも究永舎みたいに入学金とか前払金無しで好きなだけ体験授業オッケー設定やったらいいんですけどね〜。(教室側としても、来て欲しくない親子だなと思ったら断れますし)
本日は以上です。
ではまた!
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室