昨晩、「明日のオヤツに食べよう!」と買ってきたローソンのプリンロールをその晩の間に1本丸ごと食し、先ほど2本目を買ってきてもうた・・・な今日この頃です。

 

 

もち食感ロールのポテンシャルは前から分かっていたものの、これは特にヤヴァイっす。。。

 

 

【宿題をちゃんとする子になってもらう方法】

 

 

今日の記事は、私は「こうやってます〜。」的な内容です。

 

生徒さんに対して「もうちょい宿題ちゃんとやってよね〜・・」と悩まれている塾講師の方と共有できたらと勝手に思っております。

 

 

人間はその価値観に沿った行動を取るものです。ですから私は、宿題をちゃんとやらない生徒さんには「ちゃんとやらないのはダサ過ぎ」という価値観がないのだと考えています。

 

 

そういうわけで、早速結論なのですが、生徒さんに宿題をちゃんとする子になってもらう方法、それは

 

生徒さんの価値観を変える

 

です。

 

 

私の実感では控えめに見積もっても、この手法で宿題をやらない子10人集めたら、8人以上は中学生としては及第点なクオリティで仕上げてきてくれます。

 

では具体的に書いていきます。

 

工程①:先生として認めてもらう。

 

当たり前ですが、先生の先生としての第一歩目は、まずは生徒さんから先生として認めてもらうことです。

 

信頼とも言えます。

 

建築で言うところの基礎工事なので、ここがないままに何かをしようとすると生徒さんの心の中で「は?」みたいな反応しか生まれません。

 

認めてもらうためには、礼儀、年相応の接し易さ、安定感のある授業、この3つが重要だと私は思います。

 

 

工程②:言い訳する余地を無くす。

 

私が宿題を出す際に気をつけることは、“誰がどう見ても次回までの時間でこれくらいはできなアカンやろ”と生徒さん側も認めざるを得ない量を出す、です。

 

要は宿題の内容が覚えられているか?できるようになっているか?のテスト、いわゆる宿題小テストをした際に、100点でない場合は、自分の準備不足以外に理由がない状況を発生させることが可能な宿題を出すという感覚です。

 

 

工程③:価値観をじわじわスライドさせる。

 

まず学業がふるわない人というのは100%の該当確率で、キッチリ覚え切るという価値観が脆弱です。

 

定期テストが学年平均の子にあらかじめ次回の定期テストの問題と答えを渡しても、まず学年トップ10にも入れないと思います。

 

学業不振の子の原因は100%「完ぺきに覚え切る」という価値観の脆弱性にあります。

 

ですからまずはそういった子には、いかに自分がやることをキッチリやらない人間であるか、また、それが点が取れていない原因なんだ・・というのをできるだけ本人の気づかぬ間にそ〜〜〜〜〜っとジワジワ感じさせる必要があります。

 

要は、やることをやらないのは自分の勝手だが、それをゴニョゴニョ「勉強のやり方が・・」などと本当の原因ではないことを言い訳にする人間は非常に恥ずかしいという価値観を共有するということです。(将来的に、仕事ができない典型的なキャラの発想を排除するということです)

 

また、いわゆる“宿題をやらない子”に対して、そういったチベット平原よりも大自然な手法でアプローチすることで、“怒ってる先生”という見苦しい醜態を、やることをちゃんとする生徒さんに晒すことなく、迷惑を掛けずに済みます。

 

 

工程④:結果に反応する。

 

工程③までがある程度折り重ねられれば、宿題小テストなどの数字に微妙に反応が現れてきます。

 

私は○付け(生徒さん同士で交換して行う)の後、点数を順番に聞くのですが、基本的には何も反応しません。どんな点数でも、声のトーン、表情は一定を保ちます。

 

が、たまに(もちろん故意にだが)微妙に表情で反応するんです。(「当然。」とか「やるやん!」とか「おやおや・・」などのニュアンス)

 

生徒さんにはそれだけで十分伝わります。

 

この個々への反応にその先生のセンスや、ふだんどれだけその生徒さんを把握できているかが出ると思います。

 

 

結局いつも通りざっくりなっちゃいましたが、私はだいたいこんな感じです。(とにかく私は全部自分の経験と感覚頼みなので・・・)

 

 

基本、宿題をちゃんとやる・やらない、というのは中学生くらいであれば、それはもはや13〜15年とう歳月を経て構築された価値観なので、簡単に変えようとしたらミスる確率が高いと思います。

 

カーリングの石のごとく慎重に目的地へ誘導する姿勢が必要だとこれまでの経験から痛感します。

 

(こちらが一方的に挑んでいる)生徒さんとの心理戦に正解はなく、あるのはただ生徒さんの成長の度合いのみです。

 

 

以前こちらでもご紹介した、ミスチルの

 

君の好きな僕を演じるのは

もう演技じゃないから

 

(「FOREVER」アルバムSENSE)

 

というのが理想で、「こういう自分になれたら・・・」の“こういう自分”に気づけばなっていたというのを生徒さんにも体感して頂くことを目指しています。

 

 

 

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室