※(6/13)合格校の表記に誤値という名の虚偽がございました。(←リンク)
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この↑自らのミスで招いた見苦しい断り書きも本日でラストですな今日この頃です。
【夏の受験勉強は1:4:5】
経験上、同じテンション、同じ能力、同じ“ベンキョウ時間”であるにも関わらず結果が同じでない場合というのは、おおよそ時間の割り振りに差があると見てよいと思います。
これ、難関大学受験レベルの暗記系の勉強をしたことがない人(私もこの仕事についてなかったらやらず仕舞いだったが・・)で一番よくある勘違いが「“いい感じ”に教えてもらったら成績上がんじゃね!?」という幻想です。
で、これは間違いです。
根拠としては、「同じ先生の同じ授業を受けていても本番での結果はその科目で稼げている人もいればその科目が足を引っ張っている人もいる」です。
ですから結果を出したい受験生が目を向けるべきは、すでに結果を出した先輩たちに共通するポイントです。
私は自身の経験プラス、合格者が得点も掲載してくれているという意味で、研伸館と東進の合格体験記を重宝させて頂いております。
ヤフオクやメルカリ、知り合い経由で研伸館のものを2008〜2019年、東進のものを2011〜2020年まで手元においており、おそらくそのチェック具合は世界でもトップ3には入ろうかと思うのですが、それだけ合格者の得点と表記されている実際に取り組んだ勉強(文面に全ては表現されていないであろうが)を確認すると、結局、東大京大合格者のように世間一般からややもすれば『天才』で片付けられてしまいそうな人たちでも、結局その差は勉強量にあるということが言えます。
例えば同じ先生を絶賛している東大合格者を比べても、東大英語(120点満点)で90以上の高得点者(やはり帰国子女も多い)というのはやはりそもそも“英語に触れる”習慣がある人が9割を占め、その一方で絶賛している割には本番での得点は60前後で終わっている人というのは、だいたい多い文面が「夏以降は理科/国社に時間を取られ、英語の量が落ちてしまいました・・」的なノリです。
以上のことからも結局一番大事なのは“身体に覚えこませる時間”をいかに作るか?というのが受験勉強の要諦になるというのは間違いありません。
で、幾度となくこのブログで繰り返すように、伸びていく受験生というのはこの時間の割り振りというのがハンパなく上手いんです。
とにかく合理的で、やらしい言い方をすれば、自分が一番得をする時間の使い方だけをします。
この逆の受験生といのは受験産業だけが得をする時間の使い方をします。
そんなもの夏期の受講講座の相談をその会社の人なんかにしたって、会社が喜ばない提案なんかするわけないです。彼ら(社員)は受験生から評価されても会社から評価されなかったら生きていけないのだから・・・
また長くりそうなので、ここらへんでまとめておくと、結論、夏の受験勉強は
授業1:暗記4:演習5
くらいが多くの人にとって一番伸びると思います。暗記の方を多くしちゃうと気持ち的にシンドイですから私は絶対に演習の割合を増やすように生徒さんには言います。
この逆、すなわち受験生にとって夏の一番お金と時間イントゥー・ザ・ドブな使い方の割合が、授業8:暗記:1.5:演習1.5くらいになっちゃってるよ、だと思います。
長時間授業受けてヘロヘロなる一番コスパ悪いパターンです。(言うまでもなく私としては他塾の人はみんなそうなるべきだと願っているが、ムフフフフフフフ)
過去の究永舎生でも教室に無い講座を映像授業で受講したものの、途中から「自分で参考書読んでやった方が早いか・・」と判断して、お父さんお母さんには内緒で後半半分の授業はもう受けなかったなる人も1人や2人ではありません。
究永舎生にはまたより細かく今度は科目ごとの話を教室でしていきます。
もしたまたまこちらをお読みで、究永舎に通えない受験生の人がいたら、ぜひ
授業1:暗記4:演習5
を意識して頑張ってみて下さい。
ではまた!
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室