この1週間で2人別々の他塾の先生から「お話しませんか?」とオファーをもらい、オッサンにモテモテの今日この頃です。
・・・。
お問い合わせや卒業生の子からの連絡もすごい嬉しいですし、そういった他塾の先生(ほとんどが大手〜中規模の塾の現役講師の方で30前後の方)や、お家が遠方で通えないんだけど・・・という保護者様からご連絡頂くのもすごい嬉しいです。
あざーーーーーーーーーーーすーーーーー!!!!!!
【aikoの『自転車』の歌詞からいつも思うこと】
意外・・、というか私を知る人からは想像もできないかもしれませんが、私はaikoさんも大好きで、スマホに何曲も入っています。
私の中では玉置浩二さんと並んで、世間の評価や知名度が全然その実力に対して足りて無いと思われるアーティストの1人です。
生徒さんに怒られるかもしれませんが、私的には、あいみょんは聞くのに、aikoは聞かんというのは・・・、
は分かるのに、
は知らん言うてるに等しいです。
君、マジか!? と。
ただ、これは生徒さんからすれば、重本先生がaikoよく聴くというのも、これまたマジか!?かもしれません。
まずこれ(aiko's songs)は自分でも「絶対共感ポイント無ぇだろ〜〜〜〜」とか思うのですが、これがなんか“入って”くるんですよ。よう分からんけど。笑
で、そのaikoさんの曲で『自転車』というゴリゴリのラブソングがあります。もし私がアラフォーのおっさんがカラオケで歌い出したら、演奏の段階でそっと切って、瞬時に河島英五『野風増』に切り替えたくなるくらい、おっさんにはミスマッチな曲です。
・・・ということも思いながらもやはりイイものはイイです。
ただ、こと恋愛偏差値底辺校の私からすれば、その手の思い出なんて“相手にされなかった”ことくらいしかないので、これは自分でも無意識的に、歌詞を恋愛という世界観から抽象化させて聞いてしまうことが多いんです。悲しい性です。
例によって、このaikoさんの『自転車』もそうで、中でも一番頭に引っかかるのが次の歌詞です。
思い出したよ 理由もなくただ
好きになっただけのあの日を
もう少し頑張ってお付き合い下さい。
この曲を聴いて「なんでオレは『いい曲だな〜』って思うんだろう??」と考えてみたところ、やはりこれはaikoさんに限らず、素晴らしいアーティストの方って、広く支持されるということからもうかがえるように、そもそもが抽象度高く、多くの人の心の奥に沁み込むような、人類万人に相通ずる普遍な何かを歌ってる場合が多いんじゃないかと思います。さだまさしさんとか、桜井さんは私的にはその典型です。
音楽詳しく無いのに語ってすいません。。。
話を戻して先ほどの歌詞
思い出したよ 理由もなくただ
好きになっただけのあの日を
なんですが、これってもちろん歌の中では女の子が男の子を思ってる内容なわけですが、私はこれを「講師の仕事は楽しいし、生徒もかわいいし、保護者様の期待にも応えたいんだけど、なんか会社からの指示には『違うだろ!違うだろ!違うだろーーーーーーーーーー!』なんだよな〜・・」っていう塾講師の方全員に捧げたいですよね。
基本こんな今どき超アナログな仕事を、なんでハマってやってるのか?ってことなんです。
この仕事は好きでやってる人が多いと思います。特に生徒さん・保護者様から支持される方は絶対そうだと思います。
ところがそれなりの歴史と合格実績のある組織塾に入って、会議とかで、
「そいつ(生徒さんのこと)は絶対に[トップ校]受けさせろ!!」
「(自分が生徒なら遠過ぎて絶対受けたくない)併願で東大寺・西大和受けさせろ!」
「夏期の目標(入塾者数)まであと何人・・・」
「講習を受けた生徒を是が非でも残留(継続受講)させろ!」
とか、
「正直、これ1ミリも誰の得にもならないと思います。生徒さんや保護者様がお金と時間を無駄に浪費するばかりか、長い目で見て会社の信用にもつながりません。端的に申してアホですか?」
みたいな世界に長時間浸かってると、もう完全に映画マトリクス状態(3作とも映画館行って全部寝てしまってストーリーはちゃんと分かってない)で、もはや何が正しくて何が正しくないのか純粋な人ほど分からなくなって、下手したら自分をダマしてることに気づいてる自分をまたさらにダマしてという負の連鎖に入り、無駄に疲れちゃったりする人も多いと思います。
で、結論、そんなときっていうのは忘れてるんです。だから思い出さないといけません。
え?何をかって?
そりゃあ、もちろん、
思い出したよ 理由もなくただ
塾講師の仕事を好きになっただけのあの日を
に決まってるじゃないですか。
何も迷う必要はないです。
そこはオッサンだろうが、モヒカンだろうが、独身だろうが、大学5年通って友だちゼロ人だろうが、何も気にすることなく自分の中のピュアな部分を自覚して大切にした方がいいです。
それってすんごい幸せなことです。
目の前の生徒さん・頼って下さる保護者様に喜んで頂けるよう、自分が子どもだったら、自分の子どもだったら・・・っていうので、喜んでもらえるような行動を追求すればいいし、本当に心からそう思うんだったらそれを会社にも訴えればいいです。それが絶対に会社のためにもなるんだと。
私自身、大手時代に上司の方にそう訴えて、勢い余って「それが間違ってるという場合、減給でも解雇でも煮るなり焼くなり好きにして下さい。私はそれ(上からやれ、言われたこと)はやりたくありません。」ってイキったら、「お前は自分の入社の経緯も棚に上げて何ちゅうことを言うんだ!」と思いっきり怒られました・・・
今ならそんなバカな表現は選びませんが、当時は今以上に何も知りませんから。
やっぱりどう考えても、心痛めながら取り組むサービス業って、中国のドラえもん
みたいなもので、なんか違うんですよ。(全然違うw)
そんなとき、つまり、なんか違うな・・と思ったら、
思い出したよ 理由もなくただ
塾講師の仕事を好きになっただけのあの日を
ってことで気持ちをリセットするのがオススメです。
ちなみに私はもう二度と社員さんは雇うつもりはないので、そこんところよろしく!です。
天才的なまでに従業員さんを活かす才能が無いですから
ちなみに私は街中で高校生や大学生のカップルの子たちが自転車で通過するのを見たら自動的に脳内にaikoが再生されてるんで、生徒さんは彼氏や彼女と究永舎前を通るときは「アイツ、今頭の中aikoだぜ!」って意味不明なツッコミを心の中で繰り出しといて下さい。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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