前回の続きです。

お読み頂けましたら嬉しいです。

 

 

③実技教科

 

①②と同じ理由です。「ちゃんと覚えんと気済まんレベル」が現状どのレベルにあるかを確認します。定期テストにおいて5科目と比べて明らかに実技教科の方が悪いタイプと、5科目に比べると実技教科の方が良いタイプとでは入試直前期は断然後者の方が伸びますし、後者のタイプの子の方が高校生になってから伸びます。

 

 

④礼儀正しさ(雰囲気)

 

挨拶を初めとする接した際の“気持ち良さ”はめちゃくちゃ大事です。

 

私は生徒さんの怠惰を叱ることはありません。理由は自分も怠惰だからです。(ちーん

 

ただ、少なくとも接していて不快感を与える態度や言動に対する対処としては、2度とそういうことをしなくなるか、教室を辞めるかの2択しか選びようがない対応を取ります。

 

私も昔自分のそういった面を指摘されて「改善しなければ・・」と誓った経験があるのですが、笑顔がない、目つきが悪い、暗い、なんかふてぶてしい、ふてくされたような雰囲気etc..などについては、まずこれは死ぬほど損をしてると言うのと、シンプルに伸びにくいのは伸びにくいです。

 

接していて、快or不快において、不快派に属する人というのはまず学校生活(将来的には社会人生活)において周囲、特に良い意味で力のある人に遠ざけられたり、シンプルに周囲から嫌われ(下手したらイジメられ)、そのことに対して自身でストレスを抱えます。

 

結果、前向きに成長しようというマインドにはなれずその実力はくすぶります。

 

この逆、つまり接していて気持ちの良い人というのは学校では先生から可愛がられ、周囲から愛され、結構な援助を受け続け、自身の気持ちも良く、前向きに生きられることによって成長します。

 

これらは違う言い方をすれば、応援されやすいか、されにくいかということです。

 

大手塾退社段階で手元に40万円しかなく、先輩、光博くん、友人からの借金(なお親からは保証人すら断られた模様)で850万ほどかき集めて教室を開いた私が言うのですから間違いありません。(ちなみに最初の3年間無返済であったという・・・)

 

人生、応援された方が絶対にいいです。笑

 

大学生の頃、

 

成功したから幸せなのではなく、幸せだから成功する

 

という言葉を知って「は?」とか思ってましたが、実際のところ、人は幸せそうな人が好きで応援したくなります。

 

ですから、人から支援される、知らないことを教えてもらえる、失敗しても励ましてもらえるというスーパーオプションが与えられる人というのは基本的には“そういう雰囲気がある人”ということです。これ以外に理由はないです。

 

経営者の昔話には必ずと言っていいほどピンチがおとずれ、そしてそれを普通に考えてありえない支援でバックアップする人が登場しますが、それは単に運で片付けられません。

 

やはり支援される人には、周囲の誰かが、“「支援しよう!」という何か”があるわけで、その何かの1次審査が最初の挨拶であり、接した感じに与えられる快か不快かの印象です。

 

ここ大事なので究永舎生はスマホのメモに保存しといて下さい。

 

ですから接した感じの印象が良い子は、とりあえず学校でも周りから可愛がられるだろうし、時期が来ればやる気(ご機嫌)も最後まで維持できる確率が高いため、まあまあその伸びしろは発揮される形で受験を終えられるだろうと私はその展開を予想します。(私は生徒さんには初めて会ったときからフィニッシュまでの展開を予想しながら接してます)

 

 

 

⑤保護者様の心配性度合い

 

これをご覧になられてドキっとされた保護者様!ご安心下さい。どなたでもお子様に対しては“心配性”です。

 

ですから“度合い”と書かれてます。

 

しかしこれは光博くんともよく焼肉を焼きながら話題になるのですが、お子様が“持ってるもの”を全部発揮できるか否かは実際問題保護者様の影響が一番大きいと感じます。

 

私の経験上、お子様の受験にとって理想の保護者様というのはお子様に対して「自分で何とかしろ!」というスタンスで、その逆の保護者様というのは「私がなんとかしなければこの子はダメな方へ行ってしまう・・・」というお気持ちが強いです。

 

正直、今これ書きながら、この箇所を読む塾講師が激しくうなずいている様子が脳裏に浮かびます。笑

 

たぶんお子様にとって最高の理想の親というのは、老後の蓄えをしっかりして、人生の後始末を自身でしっかりしてくれる親です。(などと考えるような息子に絶対に育たぬようにしてあげて下さい。爆)

 

世間を見ても人間は弱いのは間違いないですが、ただそれは悪いことではなくて、ヤバイのは人も幸福でないと自分も幸福になれないことを分かってなかったり、一番ヤバイのは幸福を完全に諦めたときだというのは昨今のニュースなどを見ても感じさせられます。

 

ですから幸福になるためには幸福になる条件というのが緩く、少ない方が絶対に良くて、「こうでないとダメ!」が少ないほど幸福にはなり易いと思いますし、精神的にもいいです。

 

だから38でモヒカンで独身でコロナで1ヶ月休業して、夏期も冬期も例年ほど授業時間取れなくて年収○百万下がるの確定で夜中にブログとか書いてても別にいいんです。(主に泣いてます、コロナ絶対許さん!ニヒヒ

 

エラそうなこと書いてすいません。

 

でもこれも経験上、ピグマリオン効果(またいつか書くかも)っていうのはめちゃくちゃ大事で、「私がなんとかしなければこの子はダメな方へ行ってしまう・・・」というのは実は目的と方法が矛盾してる典型的な例ではあります。

 

ましてや塾がこれやるとか最悪ですワ・・・(多くはやっちゃってるが)

 

 

とりあえず私と致しましては、保護者様の心の平安にも貢献すべく頑張らせて頂きたいとは常々思っております。(もう社員がEXITすることもないですしw)

 

 

 

 

えー、この話は以上でおしまいです。

 

 

前編に引き続きここまでお読み下さった方、マジ、サンクス!!!!

 

 

明日は中2生、高3生相手に喋り倒します!ちゅー

 

 

ご興味のあるかたはいつでも体験授業お待ちしてますので来てね❤️

 

 

 

さすがに眠み〜・・・

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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