中学生の夏休み8月8日〜23日(お盆プラス1週間)という超絶微妙な日程を見つめながら今のところ「学校の先生方・・・、夏冬はがっつりお休み頂けたら・・・・」などと思う今日この頃です。
さて。
【高校受験も大学受験も夏の勉強は科目を極端に偏らせよう】
正直、高校受験についてはそこまで思わないのですが、大学受験については例年この夏に暗記モノをどの程度“詰め”られるかが最重要課題となります。そういった意味で『天王山』というのも一理あります。
およそ受験勉強というのは暗記事項を暗記しきったか否かで勝敗はほぼ9割方決まります。賢い受験生とそうでない受験生の違いはそのことが見抜けるか否かです。
その点で私のような先生に習うメリットとしては
「あれもそれも覚えなくていいけど、これだけは夏中に全体を“なんか見たことある”にして、9月で覚えて、10月中に九九なみに反射神経レベルで口から言えるように覚えてちょうだい!」
「そんなの後回しか最悪せずに受験でもいいから、とにかく先にこれやってちょうだい!それでダメなら先生は腹を切ります。切らんけど。」
と言い切ってくれるところにあります。とりあえず夏に宿題多い先生は避けた方が賢明です。
これ英語の先生なら全員分かると思うんですけど、結局、夏以降偏差値伸びない子ってそもそも単語と語法知らないんですよね笑
確かに参考書に書いてるわけじゃないけど、どこの予備校でも教えてるような受験知識みたいなのはたくさんありますが、それが勝負の決め手になるんだったら塾なしの子で難関校受かる子なんていません。しかし実際はこの界隈の高校でも私の肌感覚では4人に1人くらいは塾行ってなかったり、行っててもなんか1科目だけ受けてるとかそんなのです。大学受験は結構な割合でいます。
逆に落ちてる子のバックボーン聞くと(卒業生は分かると思いますが、私は難関校に受かってる子・落ちてる子のバックボーンを調べるのがバスチーの次くらいに好きです)、だいたい[自主規制]という点で共通してます。
北野でも茨木でも豊中でもみんな中3段階では最上位数%をのぞけばそこまでポテンシャルは変わんないんです。ではなぜ高校入試から3年後に京阪神サクッと通る子とそうでない子に分かれるかというと、まずはシンプルに自習量です。
激落ちくんが予備校講師の「オレがお前らを受からせてやる」にすがってる間に、合格くんは1人もくもくと鬼のインプットを継続的にやってるんです。
要は“そこの差なんだ!”って分かるセンスが最低欲しいです。
前置きが長くなりましたが、そういった寝る前に麺哲さんを食べたら太ります!と同じくらい当たり前の前述の内容を理解した上で、あとは優先順位です。
有名な大学教授のバケツに入れる石の順番の話は受験勉強にも言えるのですが、これは通う高校と持ってもらう塾の先生の影響が鬼デカイです。
やっぱり北摂だと文理学科の高校とそうでないところで情報量とか意識の差は多少あるのかなと・・・。
肌感では地球とベテルギウス程度はあるのかなという感じです。
※冗談なしにこれくらい思ってて十分である(真顔
話を戻すとポイントとしましてはやはり点になりやすいもの(やはり理社)から覚えよう!英語は読解をやろう!(時間がかかるけど確実に点になるし、英語を左から右に理解できないとリスニングの伸びもy=1/100xみたいな伸び方のグラフになる)ということになります。
英会話やりたい人は大学生になってからアメリカでもカナダでもどこにでも行って本物(まともなネイティブ)に習ってちょうだいっていうスタンスです。私が日本語習得したいアメリカ人ならアメリカ人から日本語会話習いたくないんで。
・・・あとは大学受験で数学がどの程度ポイントになるかですね。ここの見極めは結構大事ですので一般論よりも経験豊富な先生との個別相談の方が良いかと思います。(学生のチューターとか進路アドバイザーへの相談は絶対にやめよう)
ていうかここまで書いて最初にこれだけ書けば話早かったな・・って思うのは、夏休みは絶対に「満遍なくやろう!」「総復習だ!」はヤメておこう!ってことです。(ただしトップ校の上位者はのぞく)
夏の受験勉強は必ず何をやるかを絞るべきです。本番で必ず点になってくれる理社と英語の読解に。
究永舎の子にはまた私からより具体的に伝えます。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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