土日の近大開戦を皮切りに私大戦の火ぶたが切って落とされました。1週間後の1日からはいよいよ関関同立も始まります。
現在は国公立志望者も「まずは私大確保や!」とばかりに、多くの時間を私大の過去問解きまくりタイムに突っ込んでおられます。
彼らの勇姿が見られるのもあと1週間〜1ヶ月と考えると寂しいのですが、そんな感傷に浸ってる場合ではないですよね。。。
国公立志望チームは来週からいよいよ学校別の個別添削授業が始まります。つまり重本死亡待った無し期間です。
特にキツイのが現代文で、英語はパッと読めば終わりですが、国立レベルの現代文は読んでから自分でも納得のいく解答をひねり出すのに苦労します。1ヶ月くらい前に林修先生がYouTubeの動画内でのインタビューで、「東大の国語でも完璧に納得のいく解答を作り上げるとなると、これまで1問に10時間かけたり、完成したものを翌日起きて見直して作り直したりすることもある。」と仰っていて(相当自信があるからこそ、この発言ができると思います)、情けない話「ほら、やっぱ時間かかるじゃん!!!!」と少し共感を覚えたことは記憶にまだ新しいところです。(私は林先生好きですし、業界の大先輩として尊敬もしており、ホントにおこがましい限りなのですが)
これはやってみないと伝わらないと思うんですけど、センターと違って、国立の現代文は大学からの模範解答の提示もないので、想定される解答文章の具体度・抽象度の予想が難しく、「勝利も敗北もないまま孤独なレースは続いてく感」が半端なく割とストレスのたまるテストです。(そういった意味で提示した阪大は画期的だった・・・[まぁ、仕方なかったのだが])
「よしっ、答え完成!!!!・・・・ってこれ大学の先生何点くれるの??笑」みたいな。
ただ結果だけを見ると、結局上位国公立の国語というのはよほど明後日の内容を記さない限り、5〜6割はもらえて、合格者のほとんどはこの枠に収まるので、私は受験生の子たちに対してもそこまで心配はしていないのですが。
ちなみに上位国公立の現代文を独学で頑張る方に伝えておくと、巷の赤本青本の解答の類は満点解答かどうかも分からないし、書けるわけないので気にしないようにしましょう。東京阪神市大に受かった人たちもみんな至って普通の高校生らしい文章力で悪くても半分くらいはもらって合格しているので、そんなものだと捉えておきましょう。(実際、林先生なんかはよくディスる)
究永舎の初代理系講師・光博くんと毎年恒例の受験後の“ふぐ”も予約しましたし、「気合い入れて行こ!」って感じですね。
p.s.
言うても高2生もうスタート切らないとダメだけど・・・