一時期話題となった

トマ・ピケティ『21世紀の資本』

 

21世紀の資本 21世紀の資本
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ですが、この中に出てくる有名な

r>gの公式・・・

 

r=資本家が不労所得によって得られる収入

g=資本を持たない者が労働によって得られる所得

 

この2つは世界大戦などの

異常事態が起きない限り、

常にrがgを上回るため、

所得格差は無くならない・・・

 

ということだそうなのですが、

私はこのr>gを見ると

いつも脳裏に2種類の

大学受験生が思い浮かびます。

 

r=高1高2とそれなりに勉強を続けた人や小中と勉強を頑張って生徒の過半数が国公立大に進学する高校に入った人

 

g=rに該当しない人

 

 

前者(r)が高3に至るまでの

アドバンテージを活かして、

受験勉強に本腰を入れてから

グングン伸びて行くのに対し、

後者(g)は・・・

 

 

大学受験の成否の鍵は

どれだけ暗記できているか、

すなわちどれだけ自習するかです。

 

同じようなことをやっている塾の先生なら

どなたもそうだと思いますが、

初めて出会った生徒さんに

1週間後に単語テストをさせてもらえば、

ざっくりとどのレベルの大学に

進学する生徒さんかは分かります。

 

受験というのはそれくらい暗記能力が

ものを言う勝負事です。

 

で、暗記というのは結構時間かかります。

 

 

 

どんな塾や

どんなカリスマ講師に教わっても、

結果が出る生徒さんと

出ない生徒さんが現れるのも

結局のところは受験は

暗記勝負だからです。

 

英語や数学など、

単語や公式、解法パターンを

高3に至るまでに身につけた人と

そうでない人とではクラブ引退以降、

こなせる問題数が圧倒的に違ってきます。

 

例えば先述のrとgになぞらえて言えば、

rの生徒さんが英語の長文一題あたり

辞書で確認する単語が

3〜5、6個なのに対し、

gの生徒さんは20個前後あると・・・

 

また、数学などでも、

rとgの両者では解答を読んで

理解を深める時間にとんでもない差が出ます。

 

これではこなせる問題量に

圧倒的な差がついてしまい、

gの生徒さんがrの生徒さんに

追いつくことは不可能です。

 

 

 

ここまで大袈裟に書いてきて改めて思います・・・

 

 

 

むちゃ当たり前のことやな、と。笑

 

 

 

 

最後に、これは高校生の子なんかも

読んでるかもしれないので

最高のアドバイスを送っておきます。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あきらめるな!

 

 

以上です。