言わずもがな人間には思考習慣があります。

 

1つの状況に対して、

全員が同じ感じ方をし、

同じ考えを持たないように、

人それぞれの思考習慣というのは

確かにあって、それが変わらない限り、

成績は変わりません。

 

だからどこの塾に行こうが

本質的にはその生徒さんが

 

“変わるか変わらないか”

 

っていうのが一番大事で、

さらにその“変わるか変わらないのか”

というのは接する人次第です。

 

 

昔、学力レベル的には

中の下くらいの女子校に通う子が、

大阪星光に通う男の子と

付き合いはじめてから

半年ほどしてやたらと

自習に来始め、結果的に

成績も1年間で

学年200人抜きくらいした子が

いたのですが、

この子なんかは典型的な

思考習慣が変わった例です。

 

親や学校や塾の先生よりも

彼氏の影響が一番デカかったんです。

 

 

本人曰く、

 

「たしかに、彼氏が『自習する』というワードをよく言うから刷り込まれたのかもしれません。」

 

とのことでした。

 

 

私的には・・・

 

いや、“かもしれません”でなく

完全に刷り込まれてるワw

 

って感じです。

 

 

 

 

こういうことを思うと、

やはり塾の先生というのは

授業の“上手さ”や

学力も大事なのですが、

それらはあくまで構成要素の1つで、

トータルとしてのカリスマ性が

一番重要であると思います。

 

100の技術を積み上げても

カリスマ性が1の先生は

技術1でカリスマ性100の

先生の足元にも及びません。

 

そこがこの仕事の難しさなんだってことを

やればやるほど痛感します。

 

“塾選び”が難しい理由もここで、

最近は「どんな塾がいいか?」っていうのは

実は本質的な(問題を解決する)問いでは

ないのではないか?などと思ったりもします。

 

 

 

すいません、最後話が逸れちゃいまして・・・