皮肉 物事が予想や期待に相違した結果になること。
もう社員を雇うのはヤメよう!
とした途端、
入社希望者の方や
かつてこちらからオファーを
出していた方々から
入社希望の連絡が来るとは・・・
来年以降、小学生、中1から順に
中学生の講座はヤメていこう!
とした途端、その学年の
お問い合わせが続くという・・・
ウケる!(ギャル風)
まぁ、これが偶然と夏の魔法とやらの力ですね。
さて、話は変わって
真面目な塾の話なのですが、
このブログのおかげで
全然知らない保護者様や
個人塾の先生から
ご連絡を頂くことがあります。
9割方大阪の方です。
だいたいは
いつぞやの記事への共感か
大手塾(現役の方も退社された方も)への愚痴、
人材のお悩みなどなのですが、
実はダントツで多いのが
どうやってそんな(小さい個人塾なのに)
優秀な生徒さんを集めてるのか?
というご質問です。
特に最近はだいたいこれです。
そういったご連絡、特に同業の方へは
返信しようと思いつつ、
9割方は返信せずに
終わってしまうのですが、
まず一番決定的なのは地域性。
これは間違い無いです。
言うたらこれが一番大きいです。
で、もう1つ個人的に思うのは、
勉強を強制しなかったり、
大量の宿題や特訓的なものが無いのは
上位層の方にはすごい
気に入ってもらえる傾向はあります。
昔11中から(早い話究永舎から家が遠い)
わざわざ究永舎まで通ってくれた
天才的な子がいたのですが、その子曰く、
「余計なものがないのがいい」
とのことで、
普段人から言われることで
腹立つことはあっても、
喜んだり、凹んだりが
滅多に無い私がちょっと
嬉しくなったのを覚えています。
個人的に、
最終的に大学受験で結果が出るほどの
学力上位層というのは
みな共通した傾向があります。
それは自分の意志が
人に伝えられるレベルで
はっきりとあるということです。
ヴィジョンを持っているとも言えます。
ヴィジョンが見えているから
必要なものが見え、
必要なものが見えているから、
自分の足りない部分が見える。
自分の足りない部分が見えているから、
常識(世間に流通する思い込み)や
感情にコントロールされることなく、
必要なものだけを自分で選べる。
そのように無駄な迷いがないから
自信を持って勉強できる。
こういう人というのは
大手塾だとか
個人塾だとか、
ましてや友達がどうだとかは
さほど関係なく、
自分に必要か否かだけで
判断を下すので、
(これはお家の方もお子さんと同じ、
というか言い方が逆かも)
その結果として究永舎が、
“まぁ、いいんじゃないか”と
思った人は通って下さっているという感じなのかなと・・
感情にコントロールされないというのは
ホントの意味で頭がいい人の絶対的な
特徴じゃないかと個人的には憧れていて、
それは生徒さんを見ていても
つくづく感じられます。
じゃあ、どうやったらそんな子になるのか???
今でしょ!
いや、すいません、間違えました。
(林先生勝手に画像使ってすいません。。。)
改めまして、
どうやったら
そんな自分のヴィジョンが
持てる子に
なるのかというと、
これは個人的には
子供を
コントロールしようとしないこと
これに尽きると思います。
(あくまで結婚も子育てもしたことがないヤツの意見です。)
本質的に悪くなっていきたい人間なんて
存在しないと私は思っており、
途中間違っても、“悪くなっていきたくない”が故に
放っておいても最終的には間違いから学んで
成長していけるというのが持論です。
それを阻むものが意外と身近な人たちの
存在なんじゃないかと私は思います。
外野からのヤジがうるさいと
自分の心の声が聞こえにくくなります。
で、で、ちょっと余計な内容ですが、
たまに他の先生からのご相談(?)で、
良くない🦆しれない🦆・・と思うのは
“感情的なお父さん・お母さんの代役”に
なってしまっているケースです。
塾をコロコロ変えようとする
お父さん・お母さんというのは
基本的に“子供にやらせたいこと”があって、
それが上手く実現されずに
悩まれる方が多いです。
幼少期までは絶対的な“力”で
(ときに無意識に)支配していたものの、
お子さんが中学生くらいになってくると
段々とそれが通用せず、
ストレスを溜め込まれます。
で、(ほぼ無意識的に)そのストレスから
解放されるために、ご自身の代役、
つまり“子供にやらせたいこと”を
やらせる機関として塾を
ご利用される傾向があります。
そして根底には塾とお子さん、
その両方をご自身の支配下に
置きたいという深層心理があるので、
そういった方にとっては
大手はコントロールしにくく、
ある意味で役不足です。
かといってそこらの中小企業のオヤジが
小遣い稼ぎでフランチャイズ経営しているような
個別指導塾にも講師の質などの面で不安がある。
ということで選ばれがちなのが、
我々のような、はたから見ても
経験がそれなりにあると分かる先生が
やっている個人塾なのですね。
ただ、実はそうして選ばれた個人塾と
既述のお父さん・お母さんの組み合わせって
最悪のコンビネーションなんですね
私の知り合いもそんなのばっかですが、
そういう個人塾の先生って、
大手塾の支配下(やり方や勤務体系諸々)に
個人として存在するのが嫌すぎて
自分でやっているのに、
そんな人間に自分が
“子供にやらせたいこと”を
(しかもたいがい無駄なことだったりする・・)
自分の代わりにやってもらおう、
すなわち自分の思うように
指導してもらおうというのは、
イスラム教徒(中には過激派もいる)の晩餐に
豚の丸焼きを食べさせる行為に等しいです。
この場合、インドに“いきなりステーキ”ともいえますね。
で、結果、また別の塾へ行くと。
話は長くなりましたが、
そういうお父さん・お母さんというのは
私みたいなのが大嫌いなので、
基本究永舎は選外なのですね。
で、特にこの季節なんかに、
手取り足取りやってくれることを
アピっている“手厚い塾”を
“代役”に選ぶと・・・
なので、“代役塾”として定着してしまうと
そういう人が押し寄せてきて、
売り上げとはまた別の次元で・・・
まぁ、そういうことです。
一生懸命やっていることが
かえって自身の理想から
遠ざかる結果になるというのは
ホント悲しいことです。
そんなときこそEXIT!(意味不明)
無駄に長くなって疲れたので、また次回!
長いのに読んで下さってありがとうございま〜す