繰り返し記述しておりますが、
近頃の私大の大学受験は
もう昔とは違っております。
今日は現在大学3年生の子が
もう大学も週3になって
「ヒマや!?」ということで
バイトしに教室へ来てくれました。
その際に昔話の流れから
自然と大学受験の話になりました。
そう、彼女はかつてこのブログでも
書いたことのある、“第一志望(関大)だけ受かる!”
という最もデンジャラスでエレガントな
合格を遂げた子です。
その子との会話の中で、
シゲ「最近は近大全落ちで関関立のどれかだけ受かるとか全然ふつうやで。」
卒業生「え?じゃあ、それ(関関立)ダメな人ってどうするんですか?」
という話があったのですが、
基本は浪人を選ぶ傾向が
一番強いのではないでしょうか。
(か、地理的には甲南か・・)
というのも先ほどの
“それダメな人”に
なってしまいますと、
もう産近甲龍に次ぐ
摂神追桃や大経
(あるいは同等の女子大)
になりますので、特に北摂の
豊中・千里・池田レベルの方は
浪人を選ばれる方が
圧倒的だと思います。
つまり早い話が
“関関立ダメなら、近大、甲南♪”
みたいな発想は今では
もはや“ナメた発想”レベルに
なるんだくらいのつもりで
今の高校生の子たちは
ちょうどなんですね・・
(せめて英語ができれば関外か京外があるかも)
だから関関立ダメなら
自動的に近甲もダメ・・
くらいの概念でほどよいです。
ただ特に私も気を揉むのが女子です。
上記の高校などは男子は
まだ国公立の理系組を中心に
浪人する子も割といるため、
私大専願で現役時は“話ならん・・”
みたいな子(上記の高校でもそれなりにいる)も
いいのか悪いのか
「浪人はオレだけちゃう!」
という状況になるのですが、
女の子の場合は卒業生の子に聞いても、
「(自分の所属した)◯◯部では1(2)人だけ(浪人の子)います」
みたいなセリフが多く、
やっぱり女の子の浪人生活は
男子以上に孤独感も高いように
思うんですね。
統計を取った訳ではありませんが、
そうは言っても高校生や大学生から
伝え聞く話と、実際の統計が
相当に乖離しているというのもないと
思います(たぶん...)ので、
やはりそういうものなのかな〜、と
私なぞは思っております。
もちろん塾として男の子は
浪人オッケーではありませんけど。
そんなことを思いつつ、
このG.W.期間中に部活を
引退した子を中心にジワジワと
高3生の自習ペースが
高まっているのを見ていると
「う〜む・・、始まるな・・。(こないだ終わったばっかや〜〜〜〜〜ん!!!!!!)」
とシミジミ思う重本なのでありました。
ブログ読者の方の中には
これから自身が大学受験に立ち向かう方や、
お子様がこれから大学受験を
控えておられる方もおられると思います。。。。
現場に立つ者として
これだけは申し上げておきたいです。
自分で量こなせない子には大学受験は相当〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に厳しいです。
中でも・・・
中学レベルのテストで
努力量の割には点取れる人が
一番大学受験では危険です。
あっちこっちの塾行ったり、
いっぱい予備校の講座通わないと
成績は伸びないと
思い込んでいる親子が
一番時間と金を無駄にします。
間違いないです。