“これほどの努力を人は運と言う”

 

という言葉は、打撃の神様こと

元読売巨人軍の川上哲治氏、

あるいは最近では幻冬社の見城徹氏が

好んでよくお使いになるということで、

私も知っている言葉なのですが・・・

 

 

これ、受験界で言うなれば、

 

 

 

これほどの努力を塾は塾の成果だと言う

 

 

 

 

ということになると思います。

 

 

 

 

先日、大先輩とお話しさせて頂く中で、

また今度、世間がよほどの

不景気か何かにならない限り、

今のこの業界にはなかなか

優秀な人材は入って来ないという旨を

仰っていたのですが、

個人的にはそれは単なる少子化による

マーケットの縮小だけでなく、

まともな人が見たら、

業界全体の・・・・、

まぁ、そのなんと言いますか

胡散臭さ、いかがわしさが

優秀な人を遠ざけ、“卒業”させている側面は

確かにあると思います、はい。。。

 

 

先日、ある大手塾の人と

話している中で、私が、

 

「反転授業というのは◯塾から、

元々ディスっていた◯渕に転職して

授業をするから反転授業なの?(意地悪な顔」

 

とブラックジョークを飛ばしたら、

その人はその通りです(渋い顔)と

苦笑いをされていたのですが、

その後にその方が、

「いやでも、ウチの上位の子たちの

努力する姿を見てたら、ホントに

自分を反省させられる」的な話をされ、

私もその気持ちは

スゴイよく分かって、

さらにこれまで担当した

それぞれの受験生の子たちの

思い出話になったときも、

 

 

難関に通る子たち(の努力)って

ホントにエグいよね・・・

 

 

という話で盛り上がりました。

 

アレ(大手塾や究永舎の合格)、

塾の成果か?って言ったら

やっぱり本質的には違うよね・・と。

 

 

 

確かに自分のところに

信じて通ってくださる生徒さんは

みんなかわいいので、

その子たちが上げた成果は

自慢したくなるのですが、

ただやっぱりそれが我々大人の

手柄みたいにすり替わっちゃいけないし、

それこそそういうのは上位の子や、

そのお家の方ほど冷めた目で

見ているものです。

 

なんで受かったか分かってますから。

 

 

そして、そういう“塾の成果ですぅぅぅぅぅっっっっ❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️ちゅーちゅーちゅーちゅーちゅー

 

 

みたいなのって、やっぱり、

まともな大学生や社会人や

保護者様が見たら

小っ恥ずかしいし、

なんだかな〜・・・

ではあるんですよね。

 

ただ市場原理に目を向ければ、

これは全国どこを見ても、

“そういうところ”が圧倒的な支持を

集めるわけで、そういった意味では、

自分の美意識を否定はしないのですが、

共有は難しいのかな?とは自覚しています。

 

 

やはり今日も自習室には

茨高、大手前、豊高、千里の

新高3の子たちが朝から詰めています。

 

茨高の男の子なんかは

3学期の校内模試で英語が

偏差値80越えで学年ぶっちぎりの

1位だったのですが、

彼の努力を見ていたら、

“然(さ)もありなん”という感じです。

 

できる子はどこの塾でも

ホント努力してます。

 

これどんな他塾の先生と

話していても、

例外はありません。

(塾・予備校とは・・・)

 

 

今、これを書きながら、

ダイエットを誓った当日に、

教え子の男の子とトリキに

飲みに行き、もも貴族のタレを

ガッツリいっちゃった

自分を恥じています。涙