だんだんと英語ウンヌンが

どうでもよくなってきている

このシリーズもやっと最後です。

 

 

 

最後のテーマ・・・

 

それは各科目特性への理解です。 

 

 

 

例えばカレーを作る際に

真っ先に鍋に肉やルーを

入れる人はいるでしょうか?

 

 

 

 

何事にも順番というものがあって、

それは受験科目についてもそうです。

 

 

 

 

とかく私は単科塾さんと違って、

生徒さんの得意科目が何であっても

構わない代わりに受かってもらわないと

全部私の責任になりますから

いかに本番でトータルの得点を

作り上げるかを気に掛けています。

 

 

 

で、

 

 

そういうことになると

先ほどのカレーの話ではないですが、

科目にも優先順位が大事になってくるという話なのです。

 

 

 

ざっくり言うと、大阪府の

公立高校受験の科目の優先順位は

 

 

社会→理科→英語→数学→国語

 

 

になります。

 

 

 

大学受験の場合は

 

国公立か私立か?

 

国公立の場合、2次試験の科目は何か?

 

受験科目の配点の傾斜はいかがなものか?

 

といったような条件で

優先順位は変わってきます。

 

 

 

 

で、話を戻すのですが、

 

 

大阪府の公立高校受験の場合、

社会→理科→英語→数学→国語の

順番で当日の得点は取りやすくなります。

 

 

逆に言えば

 

 

国語→数学→英語→理科→社会の

順番で当日の得点は予想しづらくなります。

 

 

これはひとえに科目の性質から

来るもので、国語・数学という科目は

当日に考えたり気づいたりという要素が

非常にモノを言うのに対し、

英理社という科目は知識が得点に

寄与する割合が非常に高いです。

 

つまり当日次第の要素が

数国と比べると英理社の方が低く、

およそ過去問通りに近い状態で事が運ぶので、

とにもかくにも英理社でまず得点を稼げる状態を

作るのが一番安定性を高めることができると

私は思います。

 

大阪の場合は私立のことを考えても

9月と11月の実テである程度

狙って点を確保することが重要になってきますので、

そういった意味でも絶対にまず理社!、

次に英語です。

 

 

 

 

あと、大阪の公立入試というのは

前回のように数学が簡単な年もありますが、

それは例外中の例外で、

(これで私の計算は大きく狂った..)

基本的には数学で高得点を

取らなくても合格はできます。

(ライバルもそんなに取れないので)

 

 

平成24年度の前期B問題

平成29年度のC問題が

大阪の公立高校入試では

最高難度レベルに該当しますので、

興味のある方は一度お目通しを。

 

ちなみに茨木豊中高校受験であれば

前期B問題で半分未満、

C問題で3分の1程度の得点でも

国語で7割以上の得点が確保できれば

十分受かりますのでご安心を。

(英理社が最低8割は確保できるものとする)

 

とりあえずざっとここまでの知識を

前提として頂いた上で

個々の得意不得意科目や

志望校に応じて受験勉強の

科目配分を決めるのが

基本ではないかと思います。

 

 

担当の塾の先生に

 

「科目の優先順位とかってありますか?」

 

って聞いて頂いて

 

「まず英数ですね。」

 

ってお答えであれば、

その生徒さんはまともな先生に習えば

もう1〜2ランク上の学校の合格も

可能になってくる可能性があります。

 

 

それくらい科目の

優先順位というのは

重要だと私は思います。

 

 

今日のところはこれくらいにして、

あと言い足りないのが

本来書こうと思い立つきっかけになった

高校受験英語と大学受験英語についてなので、笑

またそれは次回に書きますので

ご興味お持ち頂ける方は

よろしくお願い致します。

 

 

それではまた!

 

 

真面目な話ばかりですいまそん。