近頃“怖い先生”というものに対する
嫌悪感みたいなものが
非常に強まりつつあります。
先日、大学2年生の男の子が
教室へ遊びに来てくれたのですが、
その際に私が、
「なんでここ(究永舎)の子って
先生がいなくてもこれだけ
静かに自習できるんかな〜?
やっぱみんな(重本)先生に
気つかってくれてるんかなぁ??」
と聞きましたら、
その子は即答で、
「そらそうです...」
(分かってたけども・・・)
「確か僕の記憶では一時期、
1、2年くらい先生が怒ってるの
見たことなくてそれがむしろ怖かったです。」
続けて
「その後、なんかで先生が
怒ってるの見たときは
安心しました・・・」
と言われ、その場では
平静を装って一緒に
へらへら笑ってましたが、
正直ショックでした・・・泣笑
ちなみに何も知らない方が
ここまで読まれたら
こいつそんな子どもを叱ってるんか?
そらアカンやろ!
と思われそうですが、
完全に自己擁護なんですけど、
ここ数年は宿題をやってなくても
怒ることはありませんし、
無断遅刻・欠席でも
1対1の約束でなければ
怒ることはありませんし、
自習室がうるさくて私が怒ることも
そもそもが最初から静かなので
全くありません。
ていうか
これ善意の第3者の方に
証明して頂きたい・・・
すいません、
完全自己擁護でした・・
とにもかくにも先ほどの話で
私がショックな理由は1つで、
単に“怖がられている先生”が
私は嫌いだからです。
スキルも人徳も無いから
そうなると思います。
またこれが一番嫌いな理由なのですが、
そもそもが先生と生徒の関係というのは
アンフェアなのが本質だと思うのです。
対等な関係である大人同士、
例えば友人同士、恋人同士、
夫婦同士、超仲の良い先輩後輩、
あるいは利害関係の全く無い
通りすがりの他人相手などなどでも、
その親密さに関係なく
嫌なことがあっても
はっきり本人に言うのは
はばかられる場合が多いでしょう。
ましてやそれが先生と生徒では
絶対的に先生の方がハナから
有利な立場になってしまいます。
あくまで個人的な考えですが、
結局、“怖がられている先生”というのは
このアンフェアの椅子にどっかりと
腰をおろしているに過ぎないと思うのです。
数年前、桑田真澄さんが
体罰問題に言及して、
「絶対に殴り返してこないと
分かった上で殴ることが
非常に卑怯なんです。」
と仰っていたのですが、
つまりそういうことだと
私も思います。
塾や学校の部活なんかでも
相手が大人だったら100パー
そんな対応は許されない、
ていうか成立しないという
場合は多いのではないでしょうか。
要はウザがられてるのも
気づかず低学年の中に混じって
いきがる高学年みたいなノリと
構造は同じというか・・・
もっと言えば、
生徒さんの
「はい。」
「大丈夫です。」
を先生はそのまま鵜呑みにしたらダメ、
ていうか先生が生徒さんに
何かについて
「どう?」
って聞いたら、
たいていの子は
“応える”というよりは
“解答を答えようとする”部分が
絶対にあると思うんですね。
まぁ、全部個人的な経験だし、
そういう経験をしてしまっていること自体が
私が未熟である証拠なのですが・・
ていうか私に関しては
先の卒業生の子が
語ってくれたことが
全てかなと・・・
まぁ、情けない限りですよ。
上記はあくまで個人的な考えですので、
不賛同もあるとは思いますが。
ただこのブログは究永舎を
好意的な目でご覧下さっている先生方も
おられるので(あざ〜す!)、
私的には
怖がられている間は1流ではない
と思ってるというのは
強引にシェアさせて
頂こうかなと思いました。
これ、先生に限らずですね。
やっぱ特に先生たるもの
圧倒的なスキルとカリスマ性で
大勢の生徒さんと保護者様を
魅了する姿を目指さないとダメでしょ!と。
何事においても
座して死を待つ姿勢というのも
これまた好みでは無いので、
40になるまでに
1年でも早く
“怖がられ度ゼロ”の
先生になった姿で
いたいと思います。
追伸
最近・・・、
『のだめカンタービレ』
![]() |
のだめカンタービレ全25巻 完結セット (講談社コミックスキス)
11,288円
Amazon |
と
歴史(日本史と世界史)
![]() |
サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福
Amazon |
![]() |
世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史
1,728円
Amazon |
と
バターコーヒー
![]() |
シリコンバレー式 自分を変える最強の食事
1,400円
Amazon |
に
どハマりしており、
(露骨で唐突なステマ)
ブログを書くのがついつい
先送りになっております。
究永舎ブログを
気に留めて下さる方には
申し訳ございませんが、
そういうことです、ええ。
それではまた次回!!!!!!!
(超夜中・・・・)