一世を風靡した“ビリギャル”。
長いこと塾講師をやっていると
大なり小なり“その手の生徒”、
すなわち
「よ〜こんなとこ通ったな〜・・・」
という生徒さんを
そのキャリアに
応じて担当することに
塾の先生はなると思います。
いやはや最近の私の個人テーマが
欲
なのですけれども、
それを考えていた先ほど、
そういえばビリギャル的生徒さん
全員に確実に共通する
あるポイントが存在することに
気づきました。
そのポイントとは・・・
少なくとも1年以上前から
志望校をはっきり公言していた
ということです。
例えば、
私が担当させて頂いた
“この手の生徒さん”で
一番印象に残っている子の
最初の入塾時の面接は
こんな感じでした・・・
〜中3の春期講習前〜
お母様「絶対に◯◯に行きたい言うんですけど・・」
男の子「・・・。」
私 ー 成績を一通り確認 ー
私 「ん〜とですね〜・・・」
お母様「無理やったら無理言うたって下さい。」
男の子「・・・。」
私 「(あきらめてもらうつもりで)ん〜・・
初対面ですけど言いますね。」
お母様・男の子「・・・。」
私 「今から入試まで私の言う通りに
100パーセントこなして頂いて・・・」
お母様・男の子「・・・。」
私 「おそらく直前期の合格可能性は
10%あるかないかかなと・・・」
お母様・男の子「・・・。」
私 「それでも“やる”っていうことであれば
私も全力でやらせて頂きます。」
(まぁ、申し訳ないけど
「家帰ってもう1回考えます」ってなって
明日の夕方頃には「今回は・・・(入塾は見送ります)」
っていう感じかな〜・・・)
お母様「先生こう言うてはるよ、
アンタ、どうすんの?」
男の子「・・・・」
私「・・・」
お母様「・・・」
私「・・・」
お母様「・・・」
私「・・・」
男の子「やる。(ぼそっ)」
お母様・私「!!!!!??????」
男の子「・・・。」
まぁ、かくしてこの1年後
この男の子はホントに
ありえない学校に
受かってしまいました・・・。
(もちろん大変だった・・・)
こうなりたいんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!
っていうのは
ありえない合格する子とか、
飛び抜けてできる子というのは
全員共通してると思います。
智弁和歌山の校歌じゃないですけど、
そびえたるこそ誇りなれ
です。
周りの横並び意識に囚われず、
自分が自分の意思で
自分の思うところに
自分こそがそびえ立つんだという
意欲が不可能を可能にします。
“クレイジー” イズ ザ ベスト ウェイ
です。笑
ビリギャルの生徒さんも
坪田先生に出会えたことと
ご本人さんが最初から慶応!と
言っていたのが良かったんじゃないでしょうか。
実はビリギャル読んだことないんですけど・・・(小声