昨今、高校野球ではピッチャーの
投球過多問題の議論がよくなされています。
たしかに強豪校でエースを
張るようなピッチャーは
そもそも小中時代から
ずっと投げに投げ倒している人が多く、
実際に多くの才能ある投手が
プロになってから手術を
余儀なくされるのはもはや
“見慣れた光景”にすらなりつつあります。
しかしこれって私はピッチャーに
限らないと思うんですね。
半年くらい前に
“1日の読書量ゼロの大学生が過半数超え”
みたいな話題がありましたが、
これってたぶん大人とかだったら
もっと多いんじゃないかって思います。
1日の読書量ゼロ!って・・・・
じゃあ一体何してるの??っていう
単純な疑問はあるんですが、
それはさておき、なんでこうなるか?
っていうことを掘り下げると・・・・・・
本を読まない
↓
読もうと思わない
↓
そもそも読みたいものがない(分からない)
↓
関心のあるジャンルが??
↓
・・・う〜ん...
みたいな感じだと思うんですよ。
まぁ、簡単に言えば
自発的に何かをがっつり学ぼうとは
思っておらず、とりたてて個人的に
強い関心を示す対象もない、
あってもより深く知ろうという
テンションにはならないという
ことだと思うんですね。
これってひょっとして
理由の1つとしては
子供の頃に勉強や関心のない読書を
やらされ過ぎた・・・
っていうことはないでしょうか??
人間どんな好きなものでも
強要されると嫌になるでしょう。
ましてや好きでもなんでもないものを
強要されたら大ッキライになりません??
仕事なんて基本的には
“この人や!!”っていう人から話を聞く、
あるいはそういった人の本を読んだり、
最近で言えば動画でお話しされてることを
それをそっくりそのまんま実行していけば
必ず上達していきますし結果も出ます。
私なんか“自分オリジナル”っていうのは
ほぼほぼ無くて基本何かの受け売りや
そのまんま真似してるだけです。
授業中に話すことなんて、
自分の体験談以外は95%くらいは
どこかの本に書いてたことを
そのまんま喋ってます。笑
いやいや天才ならともかく
そうでないならその分野の
特A級の人から教えを乞うて
それをそのまんま実行した方が
絶対に成功確率は高いです。
でも特A級の人から
好きなタイミングで
聞きたい話が聞けるか?って
なったらそれは難しい。
そこで読書が費用対&時間帯効果が
スーパーゴールデンボンバー高い
費用&時間投資になると思われます。
そういう意味では部活、
サークル内、バイト仲間だけが
メインの情報源で1つのジャンルの
1流の人から学んでいない
大学生活というのは時間とお金を
ドブに捨ててるようなものです。
キツイ言い方ですけど
ホンマにそう思います。
確かにメンター選びを
ミスったばかりに不必要な
遠回りをすることもあるので
誰から学ぶか?っていうのは
また別の難しい問題かもしれませんが。
小中時代だったら
そもそも脳みそがまだ成長過程なので、
その段階でできないことを
「なんでできへんねん!!!!!???」
って怒られ強要され凹まされたら
そりゃあ、強要されなかったら
自ら進んで勉強なんてやりたくないですよね。
“勉強”=鬼つらいもの
って刷り込まれてたりすれば・・・
こと日本においては
大人で小6の文章が
読めない人いませんよね。
算数の文章題で
割らなきゃいけないのに掛けたり、
足さなきゃいけないのに掛けたりする人いませんよね。
つまり抽象⇄具体の脳の回転は
必要最低限のレベルまでは
誰だっていくと思うんですね。
ただそれが平均より
ゆっくりの子がいるのは
間違い無いというのは
塾をやってましたら
確実に言えます。
もう受験無くすしかないですね。笑