先日、究永舎の初代理系講師の

光博くんと食事しながら、

 

 

オッサンはつらいよ

 

 

という話になりました 笑

 

 

光博くんも現在、

自身の教室を持ち

大繁盛しておられます。

 

 

彼も私も大学1年生から

この仕事をはじめたわけですが、

若い頃というのは講師として

何も無かったけれど、

生徒たちに恵まれて、

若いというだけで生徒たちが、

全員ではないにせよ、

それなりに慕ってくれて

いたように思います。

 

 

しかしそんな我々も今年の7月で

それぞれ37と36になります。

 

 

まぁ、どうあがいても

オッサン以外の何者でもないわけで・・

 

 

 

そんな我々が先日

盛り上がった話題が

 

 

女子には気を使うと・・・笑

 

 

 

若い頃というのは

 

“話を聞いて欲しい”

 

“話を聞いてくれるお兄さん”

 

というニーズは確かに

ちょいちょいあったと

思いますし、今だに付き合いの

ある生徒さんもおられますが・・・、

 

 

 

 

最近は話しかけて

いいのかどうか

ホンマ気使うわ〜

(ホンマびびるわ〜)

 

 

 

という“気使うあるある”で

互いに爆笑してしまいました。

 

 

私自身で言えばこの2、3年で

 

逆に心配したら

アカンかったんや・・・

 

とか

 

話聞こうとしたら

アカンかったんや・・・

 

みたいなことが

恥ずかしながらありまして、

言っちゃダメですが、

正直バカらしくなったり、

互いに時間の無駄になって

申し訳なかったなと

思うこともありました... 泣

 

サービス業はお客様に不満を

持たれないようにするというのが

仕事の最低ラインですから、

そこへきて、良かれと思って

やってることが実はマイナスに

受け取られるというのは

仕事人としては愚の骨頂です・・・・

 

 

 

 

・・少しずつオッサンとして

悟ってきつつはあるので、

誤解を恐れず言えば

最近では特に気にかかっても

安易に話しかけないようにしています。

(ビビってるというのが適切ですかね...)

 

1対1で話すことも

今後ますます避け、

進路の話も前みたいに

いろいろ聞こうと

するのはやめて

極力コンパクトにすることが

求められていると思います。

 

同年代の講師の方が

みなさんそんなことはないでしょうが、

少なくとも私は生徒さんからすれば

もう“話を聞いて欲しい”っていう

対象ではないので、より授業だけで

高い価値を感じて頂けるように

しようと思っています。

 

 

うまく表現できないのですが、

少なくとも10年前の究永舎を

はじめたときと比べても、

生徒さんから求められている

距離感というのはオッサンのそれに

なってきているな〜というのは

メチャクチャ感じます。

 

“いい授業”と“話しかけないこと”が

求められてるなって感じやなと。笑

 

どっからどう見ても

ふつうのオッサンなのに、

変に悟った人みたいなのもダメだし、

かと言って近すぎるのも嫌がられる。

 

また、これは個人的な感覚ですが、

30後半とかになって

妙に生徒と仲がいいのも

他の大人が客観的に見たら

ときに気持ち悪い・・・

 

とかく適当な距離感というのが

オッサン講師には必要やな、

そんな話を光博くんとしてました。

 

学生の頃はそんなこと

考えもしなかったなと 笑

 

 

そこまで卑屈にならんでもという声も

聞こえてきそうですが、

常に一番いい形を追求する過程の

一貫なので生徒さんにとられても

問題はないはずです。

 

 

と言いますか、

オッサン・オバさんの、

若者じゃない!っていう自覚は

意外とこの仕事に限らず

どんなジャンルでも若者たちから

求められているのかもしれません。

 

自分が子供の頃もそうだったかもです。

 

 

ホントにこないだは

光博くんとそんな話をして、

久しぶりに気楽に子供みたいに

笑って面白かったです。

 

 

生徒さんから求められている

距離感にはますます慎重になりたいです。

 

 

無駄に長くなってすいません。恥