平成23年度の文理学科創設に

はじまる橋下劇場のもと、

大阪府下の公立入試は

その指針がブレにブレまくり、

今回の入試において

そのブレは極まった感があります。

Oo。。( ̄¬ ̄*)

 

結局何がしたいのか?

 

もうワケが分かりません。

 

籠池夫妻もびっくりですよね。(お父ちゃんっ!

 

 

 

昨年度のC問題の流れを

そのまま引き継いでいけば

確実に上位校を目指す生徒の

学力は強化され、公立高校は

全体的にレベルアアップしたのでは

ないかと思います。

 

しかしここへ来て

まさかのC問題や理社の

スーパー易化現象・・・

 

突然思いつきのように

漢文を出したり・・・

(出すこと自体は構わないのですが)

漢文=指示語と同形反復のチェックは

センター国語なら常識ですが、

中学生はそんなこと学校でも

塾でもやってませんので、

これはもう完全に受験勉強

やってるやってないは

関係のない設問でした。

 

返り点と“故人”は

C問題レベルの子たちなら

余裕でしたでしょうし、

(出題する意味はない)

残りの2問は上記のような

センター国語的対策が無ければ

気づくか否かの運ゲー的問題です。

 

みんな同じ条件なので

いいと言えばいいのでしょうけれど、

本当に何がしたいのかは謎でございます。

 

 

今回大学入試で北野高校が

京大の合格者で全国1位になって

“成果は上がってる”的な見方を

される方もおられるとは思います。

 

確かに“成果”は出ました。

 

しかしそれは

“大阪府の成果”ではなく、

“馬渕教室と類塾の成果”です。

 

先にも述べたように

平成23(2011年)より

大阪府は文理学科を創設し、

その動向は大手進学塾の

格好の商売ネタとなりました。

 

ご興味ある方は以下の

北野の(後期入試の)倍率推移を

ご覧下さい。

 

2011年 1.36 (新社会人1年)

2012年 1.51 (新大学4年)

2013年 1.68 (新大学3年)

2014年 1.56 (新大学2年)

2015年 1.83 (新大学1年)

2016年 1.20 (新高校3年)

2017年 1.15 (新高校2年)

2018年 1.14 (新高校1年)

 

今回の北野からの

京大合格者83人は

2014年、2015年に

入試を突破した浪人生&現役生の子たちです。

 

2014年は2013年と比べると

倍率が下がっていたのでは?と

お気づきかと思いますが、

実はこの年は1クラス分

定員が多かったんです。笑

 

この頃は大手塾が

堺市や狭山市あたりからも

北野受験生を“ぶっ込んで”いた頃であり、

倍率は跳ね上がっていましたが、

2015年に勝負が終わると、

馬渕の関心は南大阪に移り、

今年は三国ヶ丘に生徒を

“ぶっ込んで”います。

 

ちなみに類塾もその後関心の矛先を変え、

宗旨替えとあいなりました。

 

まぁ、そんなわけですから

3年後には三国ヶ丘の

京阪の数字が跳ね、

北野は残念ですが、

京大合格者数1位は

今年限りとなります。

 

この数年、

大阪府下の高校入試は

教育委員会と馬渕の動向に

左右されています。

 

 

ただここで一番大切なのは

こんな深夜まで、

こんなネタ一体誰が興味あんねん!!??

みたいなくだらないことを

ブログに集中して“ぶっ込んで”いる間に

麺哲さんの閉店時間が

せまっているということです。

 

もうちょっと書きたいことは

ありますが、気づけば今日の

花粉症も治ってきておりますので、

これからダッシュでお店に

向かいたいと思います。

 

この度もご精読誠にありg・・