私なりの意見です。
今、運動場に2本の白線を平行に、
幅0 .5mで5mの長さ引いたとします。
この“道”を目隠しして
0m地点〜5m先まで
線からはみ出さずに歩けと
言われたら多くの受験生は
できると考えるでしょうし、
実際できるでしょう。
しかしもし仮に、
線からはみ出したところが
崖になっていたらどうでしょうか?
今度は落ちることが
怖くて真っ直ぐ進むのが
非常に困難な精神状況に
なると思います。
すなわち入試もこれと同じで、
落ちることに“ビビる”と
本来意識を100%“道(解答すること)”に
向けなければならないところが、
どうしても“崖(不合格)”に意識の数%が
分散してしまい、本来の“脳力”よりも
その処理・注意能力を低下させて
解答に当たることになってしまいます。
これにより、
“読んでも頭に入ってこない”
とか
“ありえない見落としをした”
とかっていう現象が
起こったりするのですね。
(それも含めて実力なのでしょうけれど)
立場上言いにくいのですが、
最後の最後は落ちたら私立行く!
っていう覚悟は殊の外重要ですし、
“崖”に落ちる前にこの道を
渡りきってやる!!!!!
っていう気合いが最後に
合格への一押しとなります。