年齢による不可避的なものを

除けば、およそ人間の劣化パターンは

1つしかないと思うのですね。

 

それはちょっとの手抜きを

繰り返した結果、それが当たり前になり、

いつしかそれ(手抜きに当たるもの)が

自分のフツーになるというものです。

 

昨日も書いた“水準が低い”というのは

おそらくこの結果だと思います。

 

成績が取れる子と取れない子、

仕事ができる人とできない人の

一番の差はここにあるといって

ほぼ間違いないのではないでしょうか。

 

これがホントに恐ろしいのは、

元々はその本質がただの手抜き

だったものがいつしか普通になり、

ややもすればそれでもその状態を

“自分は頑張ってる”と

評価してしまうところです。

 

こうなるともう後は

愚痴をこぼすしかなくなりますから、

人生はツライものとなります。

 

今の結果や自分の実力がどうであれ、

常に1流の人に学ぶべきと

よく言われるのはこのようにして

自分の水準が下がってしまわないように

するためだというのが一番大きいでしょう。

 

私は受験に関することだけは

その経験上1流の水準は

分かると思っているので、

生徒さんや新しい社員さんには

常々そのことを伝えていきたいと

思っています。