以前も書きましたように、

とにかく成績を上げるために

一番変えるべきは勉強法ではなく、

性格だと私は考えております。

 

成績を取るために必要な性格というのは

とにかくきっちりやらないと気が済まない性格を指します。

 

やさしいとか

やさしくないとかは

あまり関係ありません。

 

とりあえず平均80点未満の

生徒さんというのは

およそ勉強にまつわる全てが

“いいかげん”な場合が圧倒的に多く、

忘れ物やプリントの紛失なども、

平均90を割らない子が

やらかすことはまずありません。

 

特に思うのは、

定期テストで平均80を

割ってしまう子の場合は

自身が“いいかげんである”という

自覚すら乏しく、もう完全に

それがナチュラル、すなわち

習慣化してしまっているのですね。

(時期によってはまだ幼いが故に

自身を客観的に見れない場合も

あるので、その場合はもう少し様子を

見守ってあげたほうがいいです)

 

具体的に、そして敢えて

厳しめに言えば、

問題と答えを1週間前くらいに

渡しておいても100点はおろか

90点も取れない状態の方が

およそ平均80を割られる方、

すなわち関関同立はフツーに

いけば厳しいレベルと

いうことになります。

 

なぜそうなるかと言うと、

“やりきらない”というのが

自身の性格(コンフォートゾーン)だからです。

 

一番大事なのは

やるべきことをきっちりやりきる性格になるということなのです。

 

一般的に誰が見ても成績が

よろしくないという子は

99.9%ここに問題があります。

 

要は“不十分”に慣れ過ぎてしまい、

全ての“不十分”を受け入れ過ぎて

しまっているのですね。

 

世の中、生まれ落ちた環境、

身体能力や外見などなど、

“不十分”を受け入れないと

ダメなこともたくさんありますが、

自身の努力が不十分であることは

受け入れ、慣れてしまいますと

もうこれはあきらめなくていいことまで

いろいろとあきらめなければ

ならなくなりますので、

私はそれはもったいないと思います。

 

平均80を割る子は、まずは、

自分はできることを

やりきらない人間なんだと・・、

このままではもったいなさ過ぎる

ということを大人から

怒られたりしない形で

自覚してもらい、「変わらなきゃ!」

って思ってもらわないとダメなんです。

(無自覚は怒っても意味がないから)

 

その手段の一つが

究永舎がやっているような

「少ない宿題」であると

私は思います。

 

次回はどの子が

合計100点前後上げて

くれるのか楽しみです。

 

 

明日は平均80はあるけど、

逆に平均90にはいかない子の

処方箋を頼まれもしないのに

勝手に書きます。笑