塾講師における学力と授業力とは
およそ食べ物に例えると分かり易い
かもしれません。


学力=栄養

授業力=見た目(盛りつけ)


このように私は考えています。

ちなみにここでの学力とは、
入試問題を時間を計って解いて
叩き出せる得点能力+科目への知識
だとお考え下さい。

ただ学力が高ければ良いのであれば
世の中で一番の受験講師は大学教授
だということになります。

しかし実際はそうではありません。(たぶん)


そこで重要になってくるのが
授業力、すなわち盛りつけだと
いうことになると思います。

目の前に、容積、成分が全く同じの
ハート型のチョコレートとゴキブリ型の
チョコレートがあったとしたら
どちらの方が手を伸ばし易いでしょうか?

いくら栄養価が同じ食事でも、
キレイに盛りつけられた食事と
胃に入れば同じだと言わんばかりに
“ネコマンマ状態”にされた食事を
目の前に出された場合では
どうでしょうか?

答えは明らかであると思います。


生徒諸氏に、栄養スカスカのものや、
見た目で食欲を削ぐなようなものを
提供しない程度のデリカシーが
塾講師には最低限必要です。