ちょっと前の本ですが、
久しぶりに読み返してみました( ̄▽+ ̄*)

『ストーリーとしての競争戦略』よりも
個人的にはこちらの方が好きです。

登場される名だたる
経営者の皆様の・・・、
(失礼ながらも・・・)
普通のいちオジさんの面、
タダ者ではないオジさんの面が
個人で書かれた著作よりも
もっと色濃くにじみ出ている
ような気がします。

生徒にはこういった、
“普通はお話が聞けないような
方々の思考が垣間見える本”を
読んで欲しいと思います。

ユニクロの柳井正会長兼社長。
資産2兆5320億円で、
現在、長者番付日本一です。

こんな方が何考えてるかって、
その一端すら普通は知り得ませんが、
本であればたかだか1500円前後で
少なくとも“一端”くらいは
知り得ることができます。

だいぶ自虐的ですが、
“先生”みたいな社会で通用してるか
どうか微妙な大人の言うことよりも、
本やYouTubeなどで、こういう
ガチな人の話を知った方がいいと
私は思います。

ちなみにこの本の中では
柳井氏は以下のように仰っています。


「ワンシーズン失敗したら倒産だ」
と思うから、自分が打っている手が
本当に正しいかを真剣になって考えます。


・・「この程度でいいや」と思うこと
自体が負ける要因かもしれないし。



2兆以上あるんだから
もういいじゃないですか~・・・
と私などは思ってしまいます( ´艸`)
(1兆使い込んでも、まだ1兆...笑  )

でもこれって中高生でも
スグ見習える思考であるのは
間違いありません。

で、ここがミソだと思うのですが、
柳井さんが言うからスゴい説得力を
持つと思うのですね・・・

自分が教室に入ったら
自分以外の力の作用で
集まってくれてる生徒を
教えるだけで、何らかの
成果が上がろうが上がらなかろうが
決まった額の給料が決まった日に
振り込まれるのが前提のヤツが
同じようなこと言っても
何の説得力も無いと思うのですね。

そんなヤツが世間様の
お子様にエラそうにしちゃいけない。

せいぜい部活や会社の
先輩後輩程度のレベルでしか
その上下関係も成立しないですし、
またそれでいいです。

ていうかそれがいいです。

時代はとっくの昔に変わっております。
先生は誰でもなれる職業です。
(私は単位が取れずあきらめました 爆  )

先生の役割というのも時代に合った形を
模索するべきだと思います。

ちなみに私は自分のことを
便宜上、「先生」と読んで
頂いておりますが、個人的には
有意義な受験ライフにご協力させて頂く、
ただのいちサービス業者であると自覚しております。
(・・・のわりにはエラそうですいません)