実家の茨城県高萩市が被災中の豊田です。


亡くなられた方と行方不明者の数が1万7000人ともいわれ

日々明らかになる被害の状況に胸が痛みます。


実家は海の近くですが、津波がぎりぎり堤防を越えなかったようで

物が壊れた程度の被害ですんだようです。

私が子供のころ通った幼稚園や中学校の近くで地割れ?なども起きているそうです。

親戚宅でも、瓦が落ちたり、塀が倒れたり、

家の中のものがぐちゃぐちゃになっていたり

買って間もない液晶テレビが壊れたり・・・

親戚が営む飲食店では

仕入れたばかりの日本酒やビールがほとんど割れてたいへんな状況だったとか。

でも、幸い、けが人はなく。


電気が通るまでは不安でしたし、石油ファンヒーターも使えず、

大きな手術を受けて2月末に退院したばかりの母の薬などが心配でしたが、

電気が通ったその日にFAXで処方箋が届き、

薬もぎりぎりセーフ。

電気は通ったものの、水道・ガスが通ったのは市内でもまだ一部で

うちにはまだ来ていないようです(T_T)


余談ですが、

昨日のNHKニュースで高萩市の避難所の様子が取り上げられていました。

避難所に三百人以上も避難しているという話や、

「おにぎり1個パン1個、というのはつらい」

といったコメントもあって、え、そんなに悲惨なの!?

とびっくりして役所関係の友人に聞いたところ、

「おにぎり1個パン1個」は1日の量ではなく、1食の話だとのこと。

報道を見てあわてた市長さんが、

翌日から避難所のおにぎりの数を倍増するよう言ったそうです。

ところが、おにぎりは1食100個以上も余ったそうで・・・

コメントの真意は、数や量の不足を言っていたのではなく、

メニューのことを指していたのかもしれません。

報道の切り出し方で、ニュアンスって変わりますね。