ホーチミンでは、ひったくりやスリ、盗難、タクシー内でのトラブル等の犯罪が後を絶ちません。

私たちは、タクシー内でのスリに遭った以外は、幸いにもそういう犯罪に遭遇することはなかったのですが、、、

(タクシー内でのスリについての記事)


つい先日、ついにスリの被害に遭いました。


16時くらいにハイバーチュンを夫と散歩をしていた所、勧誘?物売り?の男性が、何かの冊子を見せながら私たちに声をかけてきました。


ホーチミンではよくある事なので、無言で足早に通り過ぎようとしましたがその人は結構長くついてくる、、、


結構みんな早くに諦めるんですけど、彼はしつこくついてくるあせる

50mくらい歩いたかな?くらいの所で、
さすがに諦めた様で、彼はピューッと道路の向こう側へ走って渡っていきました。


あの人結構しつこかったね~なんて話ながら、さらにしばらく歩いてたんですが、、、


いきなり男の人に後ろから声をかけられました。
その彼は、お財布を私たちに見せて来て、ジェスチャーで、「これ落としたよ」と。

よくよく見ると、夫の財布。

夫は最初面食らったようですが、すぐに「こいつやりやがったな!!」と財布の中身を確認しだしました。


私はしばらく何の事かわからず、ポカーンとしていましたが、財布を持ってきたのは、先ほどしつこかった勧誘?物売り?の彼だったのです。

夫はその時、小さいメッセンジャーバックを、胸の前で持っていましたが、確かに少しファスナーが開いてるびっくり

しつこかった彼は、パンフレットを見せて勧誘だか物売りするふりをして、夫のバックから財布を抜き取ってたようです。


私はもちろん、夫も全く気がつきませんでした。
バックのファスナーを開けた時とか、少し振動があっても良さそうですが、全然気づかなかったとの事です。
家を出てから、夫は財布を使っていないし、バックの構造上も実際落ちたとは考えにくいので、やっぱりスリだったんだろうな~。

彼がなぜ、わざわざお財布を返してきたのかが謎でしたが、夫いわく財布に何も金目の物が入ってなかったからじゃないかとのことでした。


夫は普段、大きな額のお金はポケットに入れて持ち歩いています。
クレジットカードやキャッシュカードは家に置いてたので、その日は財布に1000~5000VND(約5~25円札)くらいとレジデンスカードしか入れてなかった様です。


スリも財布を開けてみたはいいものの、ほぼすっからかんでびっくりした事でしょう。


でも、わざわざ追いかけて返してくるって、、、笑
そこら辺に捨てなかったのねあせる

落とし物を拾ってくれたお礼のチップを狙ってたのか、今度は私を狙ってたのか、単純に取れる物がなかったから返してきたのか、真相はわかりませんが、レジデンスカードは無事だったし、財布は夫が大事に使っている物だったので、戻ってきて良かったです。

二人して、油断してたね~
センサーまだまだ鈍いね~と反省。


ホーチミンを歩く際には、斜めがけバックもリュックも、基本前で持つようにしています。

斜めがけバックは、極力バックに手をおいて歩いてます。

リュックの場合には、開けてパッと見た時に、財布がすぐわからないように、ポーチに入れたり、何かで隠したりして持ち歩いています。


どなたかの情報で、お金は一つのところにまとめず、分けて持ち歩いた方がいいとあったのですが、今回の事を考えると確かにそうだなぁと思いますひらめき電球

でも、自分なりに気をつけていても、彼らは隙をついて色々な手口で盗んだり騙したりしてくるので、常に警戒。油断は禁物、気を抜かない事が大切ですよねえーん


ホーチミンを歩くときには、どうかお気をつけください!