あまり家で映画は観ないのですが連休中にAmazon Prime Videoで何作か観たので、その感想のようなもの。

 

『あんのこと』

麻薬や売春の常習者の女性が、風変わりな刑事などの助けを借りて立ち直ろうとするのだが…。

映画館で観るつもりでしたが何となく観ないままでいた作品。

主人公の女性は基本的に悪くないのだが、とにかく家庭環境が酷い。

というか母親が酷い。

それを周囲の助けで良くなりそうな所で、コロナ禍。

頼みの刑事さんにも問題がで、更にいろいろあって…。

とにかく、苦しくなる作品ですね。

と、同時にこれが今の日本の現実だよねとも思う作品。

楽しい作品ではないが、観る価値はありますね。

 

『ベイビーわるきゅーれ』

『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』

殺し屋女性2人組の生活を追ったドキュメンタリー…ではないけど、そんな感じのもの。

最新作が劇場公開という事で2作まとめて観ました。

ついでにテレビのエブリデイ!もTVerで。

とにかく、ゆるゆるなのが良い。

食事のシーンなど食べ物が大事にされてるのも良い。

でも、アクションはしっかり。

殺すときは躊躇しないのはプロですね。

というか、気軽に楽しめる殺し屋コメディ。

殺し屋も大変。

死体処理も大変です。

ちなみに2は少し良い話風でした。

 

『法廷遊戯』

法科大学院に通う3人の男女、試験合格後に再開した場で事件が起きる。

これも気になってたけど映画館で観そびれたもの。

法廷ミステリーといえばそうなのですが、なかなかひねった作品でした。

途中からそういう話かなとは思えたけど、それでも十分に楽しめました。

というか、楽しめたと言っていいのかというくらい背景は重かったです。

最後の方の演技は、ちょっと大げさすぎの気もするけど。

そのへん、実は青春映画なのかも。

でも基本はミステリーなので、あまり余計な事は書かないでおこうかな。

 

『獣道』

宗教にはまる母のもと育てられ宗教施設で育った少女が、宗教が警察に摘発されたことで普通の生活に戻ろうとするが…。

実話がもとになってるらしいけど、なかなか変わった作品。

いろいろな家庭などを転々としながら、自分探しをするというか。

でも、真面目なのかふざけてるのかも良く分からないのだけど。

地方のヤンキー達の生活も、ちょこちょこ混ざってくるから余計に。

その代わり青春映画っぽさは出てますが。

あと、伊藤沙莉さんがいろいろ見れるのは良いかも。

エロもあるんだけど、そういう感じじゃない所でそれかという。

良く分からないけど悪くも無かったです。

そのへん、内田英治監督らしい作品だったのかも。

 

『次元大介』

ルパン三世の人気キャラ・次元大介を主役に実写化した作品。

言葉の話せない少女を守り、片足の元殺し屋と戦う。

あと、マグナムの修理。

良いのは車椅子でのアクションくらいで、特に見どころがないかも。

しかも次元大介と言われると余計に微妙。

ダメならダメでもっとぶっ飛んでれば良いけど、中途半端にダメなのが辛い。

最後の対決も、それで終わり?という感じだし。

正直何だったんだ…?という作品。

Amazonの配信映画だから無料ならいいかという程度かな。