最近観た映画の感想のようなもの。

 

『マッドマックス:フュリオサ』

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に登場した女戦士フュリオサの若き日の物語。

大雑把なストーリーは意外と分かりやすい復讐劇。

ただ、それを取り巻く独特な世界観はアクションシーンなども含め相変わらず面白い。

登場人物はビジュアルも含めキャラが立っているので、やや話が単調でも飽きさせない。

一見馬鹿っぽい部分も、意外と計算されていてカッコよくもあるし。

無秩序のようでいて意外と統制されてるんですよね。

ラストの方とか意外と哲学的でもあるし。

ちょっとグロいところがあっても、そんなに気にはならないかな。

なにより2時間半が長く感じないのが流石。

とはいえ、子供時代は少し長く感じなくもなかったけどね。

入場特典のステッカーいただきました。

 

『ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ』

アメリカ同時多発テロの容疑者として米軍基地に収監されてしまった息子を取り戻そうとする、母と弁護士の実話をもとにした作品。

ドイツで暮らすトルコ移民がパキスタンでタリバンの嫌疑をかけられ、キューバのグアンタナモ収容所へという複雑さ。

途中で収容所の虐待写真が出て、そういえばそんな事あったと思い出す。

とはいえ重たい話なのだが、最初は意外と軽い母親のキャラに拍子抜けしなくも無かった。

というか、もしかしてコメディ映画なのかと思う部分すらある。

でも時間が長引いていくにつれ、やはり苦しい感じに。

それでもあきらめない母と弁護士、それと子供達の姿が良い。

基本地味な話だが、そう感じさせないのも母のキャラ。

もっと感動的でも良さそうなのにそうでもないのは不思議だが、それも悪くはない。

エンドロールで本人の映像もあって、良く似てますね。

が、問題はそこでさらっと流れる字幕。

これじゃ何も解決してないと思うくらい酷い話じゃないか。

作品そのものが軽いだけに、最後はショッキングでヘビーでした。

これでは現実が酷すぎるから、こういう作品にしたのかもね。

 

武蔵野興業と松竹の株主優待での鑑賞。

なんて書いてたら、今回は狂っているのはフィクションか現実かという2本立てだったのかもと思えてきた。

現実の方が狂っているのはコロナでの無駄な感染対策で体験済みなんだけどね。

いまだにワクチンの有害さをまともに報道できない日本は特にそうだと思うけど。

コロナウイルス以上のワクチンの毒でコロナで死にそうな人を殺しちゃえば、ワクチンに効果があるように見えるトリック。

しかもIgG4の害で病気を増やし超過死亡が出ても、ワクチンのせいではないという日本の医学のデタラメさ。

海外では報道されてきてるので、いずれは日本でも隠せなくなるとは思うけどね。

でも、いつになるやら。

遅れた分だけ犠牲になるのは日本人なんだけどね。

知らぬが仏と言いますから、それも仕方のない事なのでしょう。