最近観た映画の感想のようなもの。

 

『ブルックリンでオペラを』

スランプの作曲家が精神科医の妻のアドバイスで愛犬の散歩に出かけ、バーで船長だという女性と出会い…。

ちょっと変わった、コメディっぽい恋愛映画。

基本的に大人達はちょっと変な人ばかりで、なかなかシニカル。

そこに挟まれた子供達の話が意外と良くて、ちょっと「小さな恋のメロディ」なんかを思わせる。

そこに社会問題的な要素も盛り込まれてます。

でも深刻というより、結構軽めなので気軽に観れる。

最後にオチもあるし。

後は音楽ですね。

オペラの舞台シーンなんかは多くはないけど、結構良く出来ていました。

誰にでもおススメとまでは言えないかもですが、なかなか悪くはなかったです。

 

『RHEINGOLD ラインゴールド』

ドイツのラッパーで音楽プロデュサーであるカターさんの実話をもとにした作品。

でも音楽的なサクセスストーリーはほとんどなく、一体何を見せられているんだろうという展開。

イランで生まれドイツやパリなどで生活するが、これが実話というのが信じられない。

ほぼ戦争映画と犯罪映画です。

あと、ちょっとボクシング映画。

どう見ても、悪い方に転がり落ちてく感じなんですけど。

音楽家の家に生まれて英才教育を受けたとはいえ、こんな話あるんだね。

本人も曲も全く知らなかったけど、とにかく映画みたいな人生。

ちょっと上映時間が長いかなとも思うけど、内容から考えれば短いくらいかも。

才能と時間の使い方で人生変わりますね。

とにかくこれが実話なのが、何より凄い。

 

東京テアトルの株主優待での鑑賞。