最近観た映画の感想のようなもの。

 

『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』

フランス国王ルイ15世の最後の公妾と呼ばれた女性の生涯を描いた作品。

衣装やベルサイユ宮殿など絢爛豪華で、それだけでも観る価値はあるかも。

また、当時の貴族の風習みたいなのも分かり面白い。

実在した人の話なので内容的には、そうなんだとしか言いようがないけど。

ちなみに愛人と言ってもエロさはなく、どちらかというと自由奔放や天真爛漫という印象。

それがゆえに、愛されも嫌われもしたという感じかな。

どちらかというと純愛っぽくて、最後の方はちょっと泣けるところも。

主演の女優さんのイメージがあってないような所もあるけど、監督も脚本もしてるので仕方ないか。

あとジョニー・デップはこういう役も、なかなか良いですね。

最後に最近観たナポレオンに続くのも分かり、少しフランスの歴史に詳しくなった気になれるのも良かった。

 

『ネクスト・ゴール・ウィンズ』

ワールドカップ予選で0対31の大敗を喫した米領サモアのサッカー代表チームに、アメリカから問題ありの監督がやってくる。

実話をもとにした話ですが、いろんな意味で面白い。

基本的にはスポ根だけど、お国柄のせいで単純にそうならない。

実にいい感じの、熱血コメディ映画でした。

そのへん、タイカ・ワイティティ監督の真面目にふざけた感じが良く出てるのかも。

また、ファファフィネという第三の性の選手が普通に受け入れられていたりします。

これも最近のはやりで、多様性とか言ってごり押しした感じではないのが好印象。

ハカみたいな踊りなんかも楽しめます。

とにかく笑えて泣けて、幸せな気分になれる作品。

試写会での鑑賞ですが、本当に良い作品でした。

写真は入場時に貰ったもの。

チラシは到着が遅れたとかで上映終了後に配ったようですが、混雑してるので貰ってきませんでした。

 

試写会と東京楽天地の株主優待での鑑賞。