最近観た映画の感想のようなもの。

 

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』

母親との諍いで家出した女子高生が昭和20年にタイムスリップし、特攻隊員の青年と出会う恋愛映画。

汐見夏衛さんの小説を映画化したもののようですが、原作は未読。

戦争映画で特攻隊の話なので泣けるシーンはあるのだが、思ったほどではないような。

全体的に盛り上がりに欠ける印象。

というか、ほぼ食堂に集まってくるだけの話のような。

まあ、それはそれで悪くはないのだけど。

現代の価値観で戦争を総括する感じもあって、戦争について考える作品としては良いのかもしれない。

でも、ちょっと薄っぺらい気もするのよね。

全体的にきれいすぎて泥臭さがないから嘘っぽく見えるのかも。

何というか、少女漫画的なファンタジーとしての戦争映画ですかね。

美化しすぎてないのは良いのだけどね。

 

『ゴールデンカムイ』

不死身の杉本の異名を持つ男が北海道で砂金を採ってたら、偶然アイヌの埋蔵金の話を聞く事になる。

野田サトルさんの漫画を原作にした作品ですが、これも読んでないです。

でも全体的に漫画っぽさが出ているので、原作には近いのだろうという印象。

アクション映画ですが、漫画原作らしくギャグも多め。

序盤はどうなのかと思ったけど、馴染んでくれば面白い。

ジビエな食事シーンもなかなか良い。

ただ長編漫画を原作に忠実にすれば当然2時間程度で終わるはずもなく、まだまだ物語は始まったばかりという感じ。

この後で活躍すると思われる人物達も、顔見世程度に出てきて期待感は高まります。

なので続編はありそうなのですが、いつなのか。

あと、最後までたどり着けるのか。

期待もありますが、心配でもあります。

というか、最近こう言うの多いですね。

 

東急レクリエーションの株主優待使っての鑑賞。