こんにちは すっかり秋も深まって、図書館のまわりにも落ち葉のじゅうたんが広がっています
中央図書館の児童室では、年末まで生誕110年没後10年ということで
「石井桃子特集」をしています。
この展示は、児童担当の職員が東京子ども図書館を訪ねた折に、
「展示をしてみませんか」と勧められて実現しました
展示をしてみて、石井桃子さんの手がけた本の多さに、あらためて驚くと
同時に、懐かしい想いがこみあげてきました
『ちいさいうさこちゃん』『ちいさいおうち』『せいめいのれきし』『はなのすきなうし』などなど、好きな本ばかりで、色々な思い出がよみがえってきます
石井桃子さんは、昭和初期から101歳で亡くなるまで、編集者・翻訳家・作家として幅広く活躍されました。その間、子どもたちに本を読むよろこびを伝え続けてきました。2001年に東京の杉並区立中央図書館で開催された
『石井桃子展』によせられたメッセージが印象的です。
子どもたちよ
子ども時代をしっかりと
たのしんでください
おとなになってから
老人になってから
あなたを支えてくれるのは
子ども時代の「あなた」です
美しいことばで紡がれた児童文学の数々
簡単なリストもご用意しています
まだ楽しんでいない方は、ぜひこのコーナーにお立ち寄りください
BY コアラ