秋が一段と深まり、中央図書館に咲く石蕗(ツワブキ)が見ごろをむかえています。
樹木や石組みの裾を飾ることが多いせいか
地味な印象を受けるツワブキですが、
枯れ色の中 鮮やかな黄色の花がよく映えていますね。
「和名由来は、葉に光沢があることから艶葉蕗(ツヤハフキ)が転じた」※ そうなので、葉っぱにもご注目ください。
※『図説花と樹の事典』 木村 陽二郎/監修
ツワブキは図書館の建物周りや3階のテラスに咲いていますので探してみてくださいね。
さて、昨年のブログにてツワブキ関連本をご案内しましたが、
今回はツワブキが出てくる短編をご紹介します。
・林真理子/著 『怪談』より「つわぶきの花」
・今井絵美子/著 『雪割草』より「石蕗の花」
季節のお花と読書をご堪能ください。
by 閑栗鼠