こんにちは。

 

今回から不定期に小生が寄付を行っている団体を紹介、寄付額の発表をこのブログにてしていきたいと思っています。

 

なんとなく響きがいいので「愛とその欠片作戦」と名付けてブログの1コーナーにする予定ですが、飽きたら名前を変えるかもしれません。さて、今回小生が寄付を行ったのは下記の団体です。

 

・Hand in Hand: Center for Jewish-Arab Education in Israel 

 

中東の都市、エルサレムに拠点を置く教育機関です。現在イスラエルでは国内のアラブ人、世俗派ユダヤ人、宗教を熱心に信じるユダヤ人(英語ではReligious Jewsと呼ばれる人たちです。ざっくり超正統派のユダヤ教徒や正統派ユダヤ教徒のうち教義を熱心に守る人たちの事です。)がそれぞれ別々の教育機関で学ぶ体制が取られており、学校を出て社会人になるまでアラブ人とユダヤ人はお互いに交流する事がないため一部ではこれが差別を助長しているのではという声も上がっております。Hand in Handは学校で、ユダヤ人とアラブ人が同じ教室で学ぶ試みをとっています。一部の生徒はユダヤ人でありながらアラビア語を流暢に話したり、またアラブ人でありながらヘブライ語を流暢に話したりするなど、お互いの文化を尊重しつつ学ぼうとしています。

 

アラブ系のYoutuber、Nas Daily氏によるHand in Handの説明(英語)↓

 

 

 

学校の運営費は世界中の人からの寄付で賄っております。1教室50人の生徒からはじまったこのプロジェクトですが、2022年時点で6学校、2000人の生徒を持つ規模に拡大しています。着実に成長しているという感じですね。

 

なぜ、小生がこの団体に寄付をしようかと考えたかというと理由は二点あります。それは・・

 

1、高校生の時からミリタリーが好きだったのでイスラエルという国が好きだった。大人になるにつれてこの国が様々な社会問題を抱えていると知り、少しでも力になりたくなった。

 

2、あくまで主観だが、中東におけるユダヤ人・アラブ人のお互いの差別感情は日本人と周辺国の人々が互いに持つ差別感情の500倍ひどい。

 

特に小生がこのブログの読者にお話ししたいのは2点目の話です。これはメディアではあまり取り上げられる事のない点だと思いますが、ユダヤ人・アラブ人の持つ互いの差別感情はもはや「憎悪」に近いレベルなのではと感じます。

 

例を挙げると、下記の動画で0:42から紹介されている部分です。エジプト人(つまりアラブ人)俳優がイスラエルのテレビ局にドッキリをしかけられた時「オレはエジプトのテレビ局のインタビューを受ける気でここに来たんだぞ!」と憤慨し局のスタッフや、女性のインタビュアーに殴りかかってしまいました。

 

 

 
アラブ人側だけが強い差別感情を露わにするのではありません。先ほど紹介したアラブ系のYoutuber、Nas daily氏はユダヤ教正統派の多く住む地区で動画撮影を行っていたところ、正統派の兄妹から「アラブ人は愚かで、野蛮だ。」と言われたりするなど露骨な差別を受けてしまったのです。
 

 

70年以上続く中東紛争と、それに関連して起きた数々の悲劇によりお互いが憎悪する結果になってしまった。というのは学のない小生でも分かります。

 

しかしながら、マハトマ・ガンディーやキング牧師がかつて唱えたように「憎しみでは何も解決しない」と小生は強く思っております。

 

憎む事によってではなく、お互いの理解によって中東問題の解決を強く願っております。そのために重要となるのが「教育」であると小生は感じたので今回の寄付を行いました。

最後に小生の寄付額の発表です。

 

 

100ドル(約14000円)・・・

 

お前、あんなかっこいい事言ってたクセに大した額寄付できねぇじゃねぇか!!!!

って思いました・・・?

 

すみません、あっしは貧乏なんです。ポンと大金寄付したりとかできんのです。えーんえーんえーん

 

もしこの記事読んでこの学校に寄付したいなぁ~。と感じた人がいれば下記に寄付へのページ貼っておくのでご確認ください。

英語しかないので、グーグルトランスレイトとかで英語訳してみてください。

 

 

それじゃまた来週。