皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
ご訪問ありがとうございます。
久々のブログ更新になってしまいました。
プライベートの時間があまりにも充実し過ぎてブログの更新を忘れてしまったほどです。(笑)
こんな気持ちになるのは久々でして・・・♪
最近、思いっきり身体を動かしながら考えることは、やはり毎日の家庭の食卓がそっくりそのまま自分自身の身体を作り上げているのだという現実。
自分自身の身体はまさに自分が食べているものそのものを表しているのです。
ですから、自分のボディーは自分の食生活の成績表と言っても過言ではないのかもしれませんね。
そんなことを意識して筋トレやダンスに励んでいます。
さて、本日のレシピのご紹介です。
今日はフランスの家庭料理『カスレ』のレシピをご紹介したいと思います。
主にフランス南西部に伝わっている豆料理です。
フランスの土鍋『カソール』を使ってコトコト煮込んで作られる・・・というのが『カスレ』という名前の由来でもあるようなんですが、何はともあれ、このカソールの中で長時間煮込むのが特徴のお料理。
ですが、ここは現代の調理技術を利用して圧力鍋を使用して、もっと簡単に短時間で煮込んでおいしく仕上げることに致しましょう。
冒頭写真のようにソーセージを加えるケースもあるのですが、その時に使用するソーセージは通常のソーセージというよりは、ハーブ入りなどのフランスらしいソーセージを使用するとさらにおいしく仕上がって良いですね。
フランスの家庭料理
『カスレ』
<材料4人分>※圧力鍋調理
~塩豚~
●豚肩ロース肉ブロック 400g
●塩 小さじ3/4
●タイム 少々
~塩豚を焼く時~
●にんにくのすりおろし 小さじ1
●黒こしょう 少々
●エクストラバージンオイル 大さじ1
~スープ~
●玉ねぎ 1/2個
●セロリ 1本
●にんにく 1かけ
●トマト 1個
●白いんげん豆の水煮 300g程度
(※ほとんどの商品に食塩がプラスされています。)
●ハーブ入りソーセージ 2本×4人分
●水 300ml
●固形コンソメ 1個
●白ワイン 100ml
<下準備>
①前の晩に塩豚の仕込みをします。清潔なビニール袋にキッチンペーパーを厚めに敷き、塩とタイムを全体にしっかりこすりつけた豚肩ロース肉ブロックを入れ、冷蔵庫で一晩寝かせて塩豚を作ります。
②玉ねぎは皮をむき、粗みじんにカットします。
③セロリは茎に部分のみ粗みじんにカットします。
④にんにくは皮をむき、粗みじんにカットします。
⑤トマトはヘタを取り除き、ザク切りにしておきます。
⑥白いんげん豆の水煮はザルにあげて水気を切っておきます。
<作り方>
1.下準備①の塩豚ににんにくのすりおろしと黒こしょうをこすりつけ、ひと口大の大きさにカットします。
2.圧力鍋を中火で熱し、1の塩豚をそれぞれ全面焼き上げ、いったん取り出します。
3.次に下準備②③④を炒めます。
4.3に2の塩豚を戻し入れ、白ワインを回しかけ、その後、水と固形コンソメ下準備⑤のトマトを加えて沸騰させ、アクを取り除きます。
5.圧力鍋の専用蓋をして高圧にかけます。
6.圧力が下がったら専用蓋を取り、下準備⑥の白いんげん豆とハーブ入りソーセージを加えて通常の蓋をして5分ほどコトコトと煮込んで仕上げ、火を止めます。
<ポイント>
(※1)白いんげん豆の市販のパックや缶詰には食塩がプラスされています。その加減によって塩加減が多少変わってきてしまうので、塩気が強い場合は水で薄め、塩気が弱い場合は塩をプラスして下さい。
運動の後は、塩気が欲しくなるので、カスレのようなお料理はダンスの後の私の身体に効いてくる感じなんです。(笑)
ダンスの後、カスレとおいしいバゲットと白ワインでいただくランチ。
リア充(リアル充実)とはこのような生活を言うのでしょうね。
幼稚園の時、バレエを習っていて、心底踊ることが好きだったんですが、そのバレエを続けたいと言った時、両親から却下され、その時に『自分は踊ることを諦めなければいけない身なんだな・・・』という気持ちがずっとトラウマになっていたんです。
今、やっと自由になりかけていて、自由にのびのびと踊れるようになった自分の生活がまるで夢のような気分です。
だから、夢中になってブログの更新も忘れてしまう・・・というわけなんです。(笑)
私の夢はいつかフランスの宮殿の舞踏会で踊ること!
フランスの家庭料理『カスレ』を食べたら、なんとな~く、そんな夢が叶いそうな気持になりました。
この夏の素敵な出会いを大切にダンスと筋トレに励みます♪
皆さんもぜひ一度ご賞味下さいね。