皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
ご訪問ありがとうございます。
本日もスパイス大使のお仕事から参りますね。
今日は我が家の冷蔵庫にたまたま空心菜があったので、それを活かして『ちょい中華風』のお総菜でも作ろうか?と思い立ちました。
そんな時も使えるアイテムはやっぱりスパイスです。
まずは、今月7月のスパイスの中からGABAN花椒(ホアジャオ)<ホール>をチョイス!
こちらのスパイス、今回はパウダーではなく、ホールなんですよね。
日本人にはあまりなじみが無いので多くの方々にとってちょっと使いずらいスパイスだと思われがちなんですが、油でザっと炒めるとホールのまま食べてもそれほど気にならないんです。
日本市場に『ちりめん山椒』ってありますよね??
あのちりめん山椒に入っている実山椒と同じテイストで味わえる感じです。
今回の7月のスパイスレシピのお題は『辛味』がキーワードなんですが、
GABAN花椒(ホアジャオ)<ホール>は、酸味と辛味が入り混じったような味わいです。
そんな花椒の風味をオイスターソースの旨味がフワッと包み込んでくれて、これがなかなかごはんが進むお総菜になるんです!
それではここでレシピをご紹介致しますね。
豚バラ肉と空心菜の
花椒風味
オイスターソース炒め
<材料 小皿3~4人分>
●豚バラ肉 250g
●空心菜 100g
●長ねぎ 1/2本
●にんにく 1かけ
●GABAN花椒(ホアジャオ)<ホール> 小さじ2
●塩 少々
●黒こしょう 少々
●オイスターソース 小さじ5
●ごま油 大さじ1
<下準備>
①豚バラ肉は6㎝幅にカットします。
②空心菜は6㎝幅にカットします。
③長ねぎは5㎝幅の輪切りにします。
④にんにくは皮をむき、薄くスライスします。
<作り方>
1.フライパンを中火で熱し、ごま油を引き、下準備③④の長ねぎとにんにく、GABAN花椒(ホアジャオ)<ホール>を炒めます。
2.下準備①の豚バラ肉を加えて少し強めに塩、黒こしょうして炒めます。
3.2にオイスターソースを加えてさらに炒めてしっかり味付けします。
4.最後に下準備②の空心菜を加え、ふんわりと混ぜるように炒め、少ししなってきた所で火を止めてお皿に盛り付け、アツアツの状態ですぐにいただきます。
<ポイント>
(※1)作り置きには不向きです。アツアツのうちにおいしくお召し上がり下さい。
(※2)中華風のお料理ですので油分を多くしてテリを出し、素早く炒めることがコツです。
簡単なのに中華レストラン風なメニューに仕上がる所が良いですよね。
花椒はあくまで風味付けなので全て食べる必要はありません。
空心菜というのはクセのない葉もの野菜なので炒め物にパッと使えて便利なんです。
水分も少なめなので小松菜や青梗菜のように水っぽくならないのも魅力。
実際、今夜の我が家の晩ごはんの1品になったわけですが、家族皆々、GABAN花椒(ホアジャオ)<ホール>の粒を見つけては大騒ぎしておりました。(笑)
私以外の他の家族メンバーは、まだまだスパイス初心者レベル。。。
花椒は炒め物のほか、麻婆豆腐に入れるのもお薦めです。
特に四川風麻婆豆腐にはピッタリ合うと思います。
皆さんもぜひGABAN花椒(ホアジャオ)<ホール>を普段のお料理に活かしてみて下さい。