皆様、こんにちは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
今の時期は日本国内のSNSは、ひな祭りのお料理情報であふれているのでしょうか。
私は普段の生活の中であまりテレビもネットも見ないので(見てる暇がないのです!)、相変わらずマイペースな投稿スタイルで申し訳ありません・・・(笑)
それでも、ひな祭りで活用できるかもしれないと思うレシピをアップしておきますね。
皆さんは、マフィンと蒸しパン、どちらがお好きでしょうか?
私自身はアメリカ料理専門ということもあって、正直な話、マフィンの方が好きです。
ただ、今まで子育てをしてきて思うのは、『蒸しパンを必要とする時期がある』ということ。
子供が2歳児~幼稚園生、小学校の低学年くらいまでの間はマフィンのような少々固い食感のものだと喉(のど)に詰まってうまく消化できないことがありますよね。
その代替品のような扱いで蒸しパンを子供たちに食べさせるお母さんたちは多いです。
蒸しパンは水分を多く含んで柔らかいので消化器官がまだ未熟な年齢のお子さんたちでも食べやすいという特徴があります。
そんな蒸しパンを今日はちょっと大人テイストにアレンジしてみました。
クリームチーズを加えることでビックリするくらいしっとりとした蒸しパンを作ることが出来ます。
まるでチーズケーキを食べているような食感で、なおかつ、フレッシュの苺の果肉を詰め込んであるので、それはそれはもう、たまらなくおいしいわけです。
皆さんにもぜひご賞味頂きたいと思いますのでレシピをご紹介致しますね。
苺とクリームチーズの
蒸しパン
<材料 9号カップ5個分>
●苺 7粒(70~80g程度)
●クリームチーズ 60g
●薄力粉 110g
●ベーキングパウダー 小さじ1(5g程度)
●グラニュー糖 60g
●卵 1個
●サラダ油 大さじ2
<下準備>
①苺はよく洗って水気を切り、ヘタを取り除いてから細かくカットしておきます。(16等分程度)
②クリームチーズは耐熱容器に入れてラップをし、500Wの電子レンジで30秒加熱して柔らかくしておきます。
③薄力粉とベーキングパウダーはあらかじめ合わせてふるっておきます。
④卵は常温に戻しておきます。
⑤プリン型に9号のグラシン紙を詰め込んでおきます。
<作り方>
1.ボールに下準備②のクリームチーズとグラニュー糖を投入して泡立て器でよく混ぜ合わせます。
2.下準備④の卵を割り入れてよく混ぜ、サラダ油も加えてさらにしっかりと混ぜ合わせていきます。
3.今度はヘラに持ち替えて下準備③の粉類を3回に分けて加えながら切るように混ぜていきます。
4.3に下準備①の苺を加えてザックリと混ぜ合わせます。
5.下準備⑤の9号のグラシン紙に4の生地を等分に詰め込んでいきます。
6.蒸気がしっかり立った蒸し器に5を並べて強火で20分蒸し上げます。
<ポイント>
(※1)水分が多く残っていると保存可能時間が短くなってしまうので、蒸しあがったら完全に冷めるまでケーキクーラーの上に乗せて表面を乾燥させておきましょう。
ひと口食べるとクリームチーズの濃厚な味わいが広がっていきます。
時折、舌で感じるフレッシュな苺の食感・・・
低温で蒸しているので苺も甘く、おいしく仕上がるのです。
蒸しパンなのに濃厚リッチテイストですから、贈答品としてもお薦めのレシピ。
私自身も久しぶりにとってもおいしくいただきました。
最近、子供たちが小さかった頃のことをよく思い出すのですが、娘や息子がたまに食べていたポケモン(ポケットモンスター)の『チーズケーキ蒸しパン』を思い出してしまった・・・(笑)
この商品、きっとご存じの方々も多いのでは??
でも、今日ご紹介した『苺とクリームチーズの蒸しパン』は大人リッチテイストです。
皆さんもぜひ一度ご賞味下さい。