娘はポケモン好きである。
一番好きなポケモンはパラス。
パラスは冬虫夏草的なきのこが寄生した、虫? カニ?
こいつが進化するとパラセクトという、きのこのほうが虫を完全に乗っ取ってきのこが本体になって虫のほうは死んで白目になって操られるだけの体になる。
なんかそんな感じの、切なかわいそうな存在。
小学校低学年の頃にはもう好きだと言っていて、私から見るともっとほ乳類っぽいピカチュウとかイーブイ系とか虫にしてももっと女子が好みそうなかわいらしいのがいるのになんでそんなマイナーな切ないヤツが好きなのか
と思ってたけど、つぶらな瞳がたまらないらしい。
今度ポケモンパークカントーに行く予定が出来て、
グッズを見てみたらそこそこメジャーなポケモンのカチューシャがたくさんあるみたいで、たぶんそれを着けて散策するディズニー的なそういう世界観なんだなと理解した。
もちろんマイナーなパラスのカチューシャは無さそう。
コロコロが「パラスのカチューシャ作ってやれば?」と軽く言ってきた。
気軽に言ってくれるけど、私そういうカチューシャなんて作ったことないし、作り方もわからない。
いろいろ調べたけど結局それっぽいのは見つけられず、結局自分の感覚で土台になるカチューシャやフェルトを探して、偶然私が思うパラスのきのこにぴったりなサイズ感のペットのおもちゃ用のぬいぐるみを100均で見つけて、2つ買った。
考えているうちにどうしてもあのつぶらな瞳も付けたくて、マカロンケース用の丸いプラスチックを使った。
よく考えたらパラスの白目は白ってより薄い水色だと思って、白いプラスチックを青のペンで塗った。
その上から白いフェルトで包んで、うっすら青みがある白い白目の上に、黒のフェルトで黒目を作って布用接着剤で貼って、白目と色の区別するためにハイライトの丸は白を二重にくっつけて貼った。
まあ自己満足な細かさなんだけど。
きのこ部分は思うより難しかった。
土台になるいちごのぬいぐるみを掴んだらピヨッと音が出る、想定外の良い機能付きだったのはちょっと嬉しかった。
きのこの足をカチューシャとくっつけるのに、接着剤とかグルーガンだと脆くてすぐ取れちゃうだろうから、頑丈にくっつけたかった。
まずいちごのヘタ部分を無理やりぎゅっときのこの足に見立てて針と糸でチクチクぐるぐるして、きのこの形に寄せた。
赤のフェルトを丸く切っていちごを包んで、ぎゅっと引き締めて更に形を整えた。
足部分は黄色の接着フェルトで包んで、縫い留めた。
きのこの柄は黄色の接着フェルトを貼り付けるだけでいいかと思ったけど、貼ってみたらそれだけだとすぐ剥がれやすそうだったから、ひと柄ひと柄ヘリを縫い付けた。
黄色の接着フェルトの足の先は長めにしておいて、適当に放射状に広がるように切って、カチューシャにきのこを取り外しできるマジックテープ付きの根元にする布に切り目を入れて縫い込んだ。
そのきのこ取り付けのための根元部分に、瞳のハイライトの角度をよく確かめた上で縫い付けた。