「不登校」「親子関係」の改善サポートで家族を整え、

苦手に寄り添う「学習指導」でお子さんを未来へ導く、

 

「ごきげん子育て」の専門家

【とよだ先生】と申します。

 

「誰もが周囲の目を気にせず、自分らしく生きる社会をつくる」

をミッションに、

 

親子ともに充実した人生を送ることのできる、

笑顔あふれるご家庭づくりのお手伝いをしています。

 

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令和6年7月9日(火)

vol.0099【わが子が近所の人に挨拶しないんですが…】

 

こんな記事がありました。

 

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9872fbcdcd537a516f72d0f91f39dffa1deac9aa

 

元気に挨拶ができる子に育って、

欲しいというのは、多くの親の願いです。

 

一般的に、

 

どこでも、誰にでも分け隔てなく

「こんにちは!!」と元気に言える子は、

 

他人からかわいがられますし、

得することが多いです。

 

誰もがわが子に、ブスっとしていて

欲しいとは思いませんよね(笑)

 

 

ひょっとすると

「親自身が世間(他人)からどう見られるか?」

 

というのが気になっている方も

いらっしゃるかもしれません。

 

 

例えば、

 

近所の人と出会った時、

親戚の集まりに行った時、

 

うつ向き加減で、明るく元気に挨拶をしない

わが子を目の前にしたらどう思うでしょうか?

 

思わず口に出る、

 

「しっかり挨拶しなさい!!」

「ちきんと挨拶しなさい!!」

 

という言葉の裏には、

子どもが挨拶できないことで、

 

私の躾ができてないと思われちゃうと嫌だ、

恥ずかしい、みっともない、

 

みたいな気持ちがあるかもしれませんね。

 

 

そもそも、

 

挨拶するかどうかは、お子さんの課題であり、

親の課題ではありません。

 

この記事を読んで、

 

挨拶くらいで一生懸命、声掛けしなくていい。

そんなことにエネルギーを使わなくていい。

 

もっと楽しいことに気を向けて欲しいなぁ…

と思いました(笑)

 

 

子どもに何も教えないというと、

冷たい印象を持たれるかもしれませんが、

 

解決しようと厳しく躾けたり、

怒鳴ってみたりしても、

 

効果がないばかりか、むしろ逆効果です。

 

 

その時は

「怒られるのがイヤだ」

 

という恐怖のモチベーションでいうことを聞きますが、

怒る親がいないところではやらなくなります。

 

無理して、躾けようと怒ってしまい、

 

後で「言い過ぎたなあ」

という罪悪感にさいなまれるれるのであれば、

 

「ご自身がどう思われるか?」を手放すことが課題です。

 

子どもがどう思われようと知らん(笑)

 

それが課題の分離であり、

お子さんが解決すべき問題だからです。

 

 

何を隠そう、

私も、わが子が小さいときには、

 

「躾ができてない親だって思われたくない」

って思う部分がありました。

 

うちの子は恥ずかしがり屋で、

なかなか同じマンションの人に挨拶ができませんでした。

 

 

今の時点で、

 

見知らぬ人、一応しておいた方がいい人に、

 

挨拶ができるかどうかは、

そんなに重要なことではありません。

 

挨拶くらい、

「親がやっていれば」いずれやるようになります。

 

身近な大人(親)を信頼していれば、

他の大人に近づいていける子になります。

 

 

この挨拶のように、子育てでは、

じっと待つという局面が多くなります。

 

いい親だと思われたい。

しっかり子育てできていると思われたい。

 

という「自分」がでてきてしまうから、

こじらせてしまうのです。

 

わが子の言動にイラっとした時がチャンスです。

 

ご自身の本音と向き合っていただき、

 

手放すものは手放して、

軽やかに子育てをしていただきたいなぁと思っています。