これは欧米の植民地経営とは明らかに違うものだった。
何故ここまでやったのか。
これは先ず日本人の精神性を考えなければ説明出来ない。今の日本人から忘れ去れようとされている精神がそこにある。
「天壌無窮の神勅」精神。「豊葦原瑞穂の国は、汝知らさん国ぞと言依さし給う」(古事記)で、天照大神は邇邇芸命(ににぎのみこと・天照大神の孫)に日本を一つにまとめよと命令し、国を平定して産業を興して国を安定させる必要性を説いた。
これだね、武力で民を治めるだけじゃなくて産業を興して国を纏めるってこと。これが「治ス(シラス)」の意味なんだろう。
かの台湾や半島に、インフラを整備し、教育を振興し、産業を興したわけがこれなのだ。