少し前に人間ドックに行ってきた。

初めての胃カメラ。

ドキドキだった。


​胃カメラにした理由

バリウムだと

色々としんどいから。


まずゲップを我慢しながら

台の上で指示通りにクルクル動くのが

非常につらい。

気持ち悪くなってきて

戻してしまいそうで

頭もクラクラしてくる。


つぎに

バリウム後の処理がストレス。

下剤を飲むのも嫌だし、

バリウムを出し切れたかどうかも

とても心配だし…

最終的に出し切れたとしても

運が悪く便器にくっついて

固まっちゃうと

なかなか取れなくて大変。


極め付けが

バリウムの精度は胃カメラより低い。

ケチな私は、

せっかく辛い検査をするのならば

正しい結果を知りたいと思ってしまう。


参考サイト


前回の検査では…

自分に原因があるけど、

酷い目にあった。


バリウムを出し切る前に

人間ドックが終わった開放感で

ついつい

ビールを飲んでしまった。

飲んだ後で心配になって

インターネットで調べたら

アルコールでバリウムが固まることがある、

腸が詰まる等のトラブルが

発生する可能性があるため

アルコールは飲まない方がいい。

と書いてあって

何かあったらどうしようと

気が気じゃなかった。


参考サイト

https://www.mrso.jp/stomach/stomach-barium-alcohol.html


そんなこんなで

人間ドックで一番嫌なバリウム。

今回は胃カメラも選べたので

前回のバリウムに懲りて

胃カメラにしてみた。


​鼻からか口からか

鼻からと口からを選べたが

鼻からにした。

前に緊急手術で全身麻酔する前に

胃を空にする必要があって、

口からチューブを入れられて

胃の内容物を

吸われたことがあったのだけど

その口からのチューブがトラウマ。

えづくし咳も出ちゃうし

呼吸できなくなってるのに

チューブはぐいぐい入ってきて

涙がボロボロ出て

めちゃくちゃしんどかった。

口からだと同じ感じかな?

と思って鼻からを選んだ。


後で調べたところ

やはり口からだと嘔吐反射?しやすいらしく

鼻からの方が楽な人の方が多いらしい。

クリニックの看護士さんも

鼻からの方が楽な人が多いと

言っていた。


鎮静剤ありの検査がよかったけど

私が毎年受診しているクリニックは

鎮静剤ありの検査は

やっていないということだった。

なので

鼻から・鎮静剤なしで。


​意外とつらい事前準備

朝一番の時間帯(8時台)の検査で

前日の21時以降は水のみ可。

当日は血圧を測って

看護士さんとお話しをしてから

準備開始。

まずは

胃の泡を消す薬(液体状)を

小さいコップ1杯のむ。

甘くて飲みやすかった。

ここまでは楽勝と思っていたが

次の麻酔が厄介だった。

両鼻から2回ずつ麻酔のスプレー。

スプレーはとても苦いと言われたけど

私の味覚がおかしいのか

苦さは感じず、

めちゃくちゃしょっぱく感じた。

海の水を飲んじゃった感じ。


スプレーをすると

歯の治療で麻酔をした時のような感じで

鼻の奥から喉にかけての

感覚が無くなり

ツバを飲み込もうとしたら

うまく嚥下できずに

むせてしまった。

むせていると

優しい看護士さんが

背中をさすってくれて

悲しくもないのに

思わず涙が出そうに。

喉の感覚が麻痺しているから

唾は飲み込まずにティッシュに出さないと

ダメみたい。

看護士さんから、

むせちゃうから

唾はティッシュに出してね

と言われて

ティッシュに出すようにしてからは

むせることはなくなった。

少し時間をあけたあと

いざ胃カメラへ。


​どきどきの検査開始

検査の部屋に呼ばれ横になると

鼻から細いカメラを入れられた。

あまり痛さは感じなかったかも。

食道や胃を異物が通過していく

嫌な感じはあったけど

奥まで入ってしまえば

まぁまぁ我慢できた。

カメラの映像も見えるようになっていて

自分の体の中が見られて楽しかった。


カメラが入ると

胃に空気も入れていくみたいで

バリウムをした時のように

ゲップをしたくなってくる。

ゲップを我慢できないタイプなので

ゲップを出していたら

我慢してねと言われてしまった。

胃カメラでもゲップを我慢する辛さは

あるようだ。

だがバリウムのように動かなくていいから

断然胃カメラの方が楽だった。


あとは看護士さんが

背中を常にさすってくれていたのが

大きかったかも。

背中をさすってくれると

そちらに気を取られるから

辛さがかなり軽減できたと思う。


検査の終わりころ

胃に荒れているところがあったようで

その場所を念の為生検した。

その時も

お医者さんがモニターを見ながら

説明してくれるので

安心。

小さなクリップで

皮膚を剥ぎ取るところも見れて

医学の進歩に感動した。


検査が終わると

少しソファーで休憩させてくれて

落ち着いた頃に

検査後の注意点の説明があった。


胃カメラ後の注意点

・30分後くらいから麻酔が切れる。

 少量の水から飲んで咽せないか確認。

・3時間くらい鼻は強くかまない


生検後の注意点

・食事は2時間後から

・食事は消化に良いもの

・2-3日はアルコール刺激物はNG


お酒が飲みたくて
胃カメラにしたのもあったけど
残念ながらお酒はダメだった…

​生検結果は

特段何もなし。

よかったー。

胃が荒れてたのかもね。

とのことで大きな病気ではないそう。

検査結果が出るまで2週間。

生検する場合

陰性の人が多い

とネット記事で見たので

そこまで心配していなかったけど

やっぱりちょっと心配だったから

一安心。


​次回も胃カメラ

今回初めての胃カメラだったけど

やっぱりバリウムに比べたら

胃カメラの方がコスパ?がいいと思った。


まとめると…

胃カメラ(経鼻)は

バリウムほど辛くないが

全く辛いわけではない。

だが事後処理等がないため

検査を受けてそれでおしまい!

という気軽さがいい人にはおすすめ。

私は次年度も胃カメラを選択すると思う。


旅行にいきたいなぁ…