<マクラーレンMP4/28>
$東洋一のカーマニア”改”

<何も変わってない?そんなことはありません>
さて、昨年シーズン段差ノーズを使わなかったマクラーレンは、昨年と変わらないのではと思う方が多いと思うが。とんでもない。実はノーズは段差ノーズ、そこに化粧パネルを取り付けてスムーズなノーズに見せているのだ。

そして、昨年フェラーリが使い出した「プルロッド」方式サスペンションの採用を行い、すでに開発の頭打ちを露呈していたプッシュロッド方式からあえてプルロッド方式を採用して、他チームとのアドバンテージを築こうと考えている模様。

もちろん「フェラーリがやっているから」ではなく、マクラーレンお得意のリサーチの結果によるもので、プルロッドのデメリットに関しても対応が可能と言うことで、今回の採用に踏み切っているようである。


マクラーレンMP4/28発表会の模様
映像には過去の名車が紹介され、CanAmカーやテディ・メイヤー体制の名車M23、そしてホンダとのタッグで16戦15勝をあげたMP4/4、世界最高のロードカーをほしいままにしたマクラーレンF1-LM(関谷選手優勝車)、ハッキネンをチャンピオンに導いたMP4/13、ハミルトンをチャンピオンに導いたMP4-23という歴代の優勝車を実際に走行させるほか、MP4-12cや市販前プロトタイプのマクラーレンP1を今シーズンのドライバーが運転して登場するイキな演出が光る。