横浜・日産グローバル本社で行われた日本GPパブリックビューイングより。

ファイナルラップからゴールまでの映像ですが、小林可夢偉のゴールのときの観客がこれほどまでに湧き上がっている様子がわかりますか?

これが、あなた方が独占放映権を持っている
F1というものなのです。

フジテレビは地上波での放送を取りやめてしまい、BSに放送を移しましたが、それで見る人間が何人減ったかわかったのではないですか?

いままで、F1を見る人口が減ったと思っていたのは
視聴者がF1に飽きたのではない。
「あなた方の作り方が下手だったから、客が減ったのです」
このことに気づいてください。

あなた方は、FOAに年間何億払っているのですか?
パブリックビューイングでこれだけ盛り上がる、欧州やアジアではサッカーワールドカップと同様レベルのスポーツイベントなのにも関わらず、それを生かしていないのは「あなた方にやる気が無いからです」


では、何をすべきなのか?簡単です
製作側がF1が人気のあった頃を研究し「製作がF1を愛する」ことです。

数字ばっかり追いかけて、変なモデル崩れに司会させたり、変なアメコミみたいなアニメーションをOPにしてインパクト狙わなくたっていいんです。
昔の製作、スタッフ、実況は「F1って面白いんだよ!」という意識を持って製作していたからこそ、あの頃のF1は、遅くまででも見ていたと思う。

それと情報の流し方にしても、今のチャカチャカ動くギミックは、お笑い芸人なんかには有効かもしれないが、動きのあるF1には、文字だけで充分だし、実況・解説・ピットリポーターが連携して情報を流していたから昔のF1は情報はたいしてなかったけど記憶に残る事が多い。つまり「読ませる」よりも「聞かせる」ほうが視聴者的にはいいということなのである。

まぁ、どうせ、やる気の無いあなた方では無理でしょう。
だから視聴率トップを明け渡し3番手に甘んじるのです。