パリサロンで事実上のお披露目となるフォルクスワーゲン・ゴルフ。通常モデルは既報の通りであるが、流石はフォルクスワーゲン。ホットモデルである「GTI」を公開、販売は2013年の早々に市場に販売開始となる予定だ。

$東洋一のカーマニア”改”
これがゴルフ7のGTI
ご覧の通り通常モデルとの識別はグリル下のレッドライン。しかもそのラインがライトにまで伸びている点はデザインのインパクトになる。
さらに下のサイドにある、くし型のスリットがスタイリングを引き締めている点は好感が持てる。


<パワースペックは控えめなれど>
今回のGTIは仕様が二つあり、エンジン自身は2リッターのターボエンジンながら220馬力(従来モデルの10馬力増し)と「パフォーマンスパック」と称する仕様では230馬力をたたき出す。このパフォーマンスパックは最高速度250キロ、0~100km加速が6.5秒となかなかの数値を出している。


<もう一つは環境モデル>
フォルクスワーゲン・ゴルフ7のもう一つの目玉は環境仕様として投入されたの、第七世代のブルーモーションで、新たに持ち込んだTDIエンジンは、実に100キロを走行するのに3.2lというハイブリッドを使わずともこれだけの燃費をたたき出すのは、さすがである。

しかも、CO2の排出量は、1km当たり実に85gという驚異的な低排出量であることは特筆に価する。

かたやパワーで盛り上げた「GTI」かたや環境で普及を目指す「ブルーモーション」この二大がいつ日本に登場してくるのか、大いに気になる。