取材でバリシップに行ってきました。

2年に一度のイベントですが、

毎回盛大になってきています。


名前の通り今治で開催することに意義のある

イベントですが、日本最大の海事都市今治市

には、造船所が数多くあります。




私も昔海で働いていましたので、

非常に興味深いものがあります。




日本の船は造船技術、クオリティは

世界トップクラスで、造船産業に関しては

中国韓国が世界シェアを誇っていますが、

日本製の船は金額が高くても長持ちして、

リセールも高く世界中の船首さんより

絶対的な信頼を誇ります。













こちらはカーボン製のプロペラです。

ボーイング787にも使われている

炭素繊維で、金属製よりも軽く

水中でしなるのでエンジンの負荷を

軽くし、燃費向上にもつながり、

しかも金属より強度があるとのことです。






海図も今はタッチパネルです。

コンピュータが自動で航路図を

作成してくれます。







海外からも多くの企業が出展していました。

船で扱う機材はエンジンや

発電機だけでなく、膨大な数の

機材が必要となりますので、

日本の造船関連企業に自社の

商品をアピールする場、

ビジネスチャンスの場として

このバリシップは海外企業からも

大きく注目されています。












  

ある日本企業のブースで、

英語のパンフレットを私に渡して

笑顔で「ヒアユーゴー」

と言われました。

「これは何の機械ですか?」と

訊ねると、「日本人の方ですか?」

と驚いて聞かれました。

「はい。純日本人です。」

と答えました。


外国ではよく日本人からハローと

言われましたが、日本で間違えられたのは

久々でした。

私は南方系の方と間違われる傾向にあります。



そんなことで、楽しめたバリシップで

ありました。